亀岡の夏を彩る、勇壮な太鼓と華やかな灯籠
基本情報
若宮神社は、京都府亀岡市稗田野町佐伯出山地に鎮座する神社です。五穀豊穣を祈願する神事に加え、孟蘭盆の灯籠行事が結びついた珍しいお祭りで、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
- 住所: 京都府亀岡市稗田野町佐伯出山地
- 電話番号: 0771-22-0691(亀岡市観光協会)
- アクセス: JR亀岡駅から京阪京都交通バス40系統に乗車約20分、「国道佐伯」バス停下車、南へ徒歩10分
- 例祭日: 8月14日
例祭の主なイベントと催し物
若宮神社の例祭は、8月14日に行われます。五穀豊穣を祈願する神事に加え、孟蘭盆の灯籠行事が結びついた珍しいお祭りで、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
佐伯灯籠
例祭のメインイベントは、佐伯灯籠です。佐伯灯籠は、五穀豊穣を祈願した祭りで、五基の灯籠、太鼓、神輿が、御霊神社~若宮神社~河阿神社を巡行後帰還します。8時より若宮神社において合同祭典が行われます。
- 内容:五穀豊穣を祈願した祭り
- 特色:五基の灯籠、太鼓、神輿の巡行
人形浄瑠璃
また時を同じくして「台灯籠」と呼ばれる間口一間の宮殿形式の舞台の上で背丈30センチメートルほどの人形を操る歌舞伎調の人形浄瑠璃が演じられます。
- 内容:歌舞伎調の人形浄瑠璃
- 特色:間口一間の宮殿形式の舞台で演じられる
太鼓かけ
もう1つ「太鼓かけ」と呼ばれる、神輿と、太鼓のケンカは勇壮で見ものです。太鼓かけに使う太鼓の回りには、木組みの枠があり、木の車輪が付いています。その木組みの枠に足を踏ん張って乗り、2人が両側から太鼓を打ちます。人の乗った太鼓と神輿とをぶつけ合い、太鼓は横倒しになりながらもリズムを刻み打ち鳴らし続けます。
- 内容:神輿と太鼓のケンカ
- 特色:木組みの枠に足を踏ん張って乗り、2人が両側から太鼓を打つ
ご利益と神様
若宮神社のご利益は、五穀豊穣、厄除け、開運招福です。祭神は大鷦鷯命(おおささぎのみこと)で、仁徳天皇の時代に3年間の徴税を免除したことから、五穀豊穣の神として崇められています。また、厄除けや開運招福の神としても信仰を集めています。
- 五穀豊穣
- 厄除け
- 開運招福
由緒と歴史
若宮神社の創建は、奈良時代の景雲3年(709年)とされています。当時は多気神社として鎮座していましたが、南北朝の嘉慶元年(1387年)に再建され、若宮神社と改称されました。その後、五穀豊穣を祈願する佐伯灯籠の祭りが始まり、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
- 創建:奈良時代の景雲3年(709年)
- 再建:南北朝の嘉慶元年(1387年)
- 佐伯灯籠:国の重要無形民俗文化財
訪問者のためのヒントと注意点
若宮神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。
- 例祭は8月14日に行われます。
- 佐伯灯籠の巡行は、18時頃から行われます。
- 駐車場は、神社の近くに有料駐車場があります。
- 公共交通機関を利用する場合は、JR亀岡駅から京阪京都交通バス40系統に乗車し、「国道佐伯」バス停下車、徒歩10分です。
駐車場情報
若宮神社の近くには、有料駐車場がいくつかあります。駐車料金は、1回500円程度です。
- 若宮神社駐車場(収容台数:50台)
- 佐伯灯籠駐車場(収容台数:100台)
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |