水戸の秋祭り、吉田神社の例大祭

基本情報

• 概要：水戸市最大級の祭として知られる「吉田神社秋季例大祭」は、毎年10月に開催されます。市無形民俗文化財にも指定されたこのお祭りは、一日目が例大祭の神事と夜祭が行われ、二日目と三日目が神体を御神輿に乗せ、氏子町を神輿とささら・山車が、渡御・巡行をし、神社に戻る神幸祭・還幸祭です。還幸祭では、7台の山車がお囃子によって盛大に神輿を迎え入れる宮入が見どころとなっています。
• 住所：茨城県水戸市宮内町3193-2
• 電話番号：029-247-6464
• アクセス：JR「水戸駅」からバス「吉田神社前」下車、または北関東自動車道「水戸南IC」から車約15分
• 例祭日：2023年10月13日(金)～2023年10月15日(日)

例祭の主なイベントと催し物

吉田神社秋季例大祭の主なイベントと催し物は以下の通りです。

例大祭の神事と夜祭

例大祭の神事は、10月13日(金)午前11時から行われます。神職による祝詞奏上や玉串奉奠などが行われ、五穀豊穣や氏子崇敬者の安泰を祈願します。夜祭は、同日午後6時半から行われます。神社境内や周辺道路に露店が立ち並び、多くの人で賑わいます。

神幸祭

神幸祭は、10月14日(土)午前9時から行われます。神体を御神輿に乗せ、氏子町内を巡行します。沿道には多くの見物客が詰めかけ、お囃子や山車の華やかな行列を楽しめます。

還幸祭

還幸祭は、10月15日(日)午後5時から行われます。神幸祭で巡行した御神輿を神社に還す神事です。神社境内では、7台の山車がお囃子によって盛大に神輿を迎え入れる宮入が行われます。

主な催し物

• 露店：神社境内や周辺道路に露店が立ち並び、食べ歩きや買い物が楽しめます。
• 神楽：神社の拝殿で神楽が奉納されます。華やかな舞と音楽で、神々を楽しませます。
• 獅子舞：神社の境内や氏子町内を獅子舞が巡行します。獅子舞は、厄除けや無病息災を祈願する伝統芸能です。
• 子供あんどん祭り：10月14日(土)と15日(日)の夜に行われる子供あんどん祭りでは、子供たちが手作りしたあんどんを提灯行列で披露します。

ご利益と神様

吉田神社のご利益は、必勝祈願、家内安全、良縁成就です。祭神である日本武尊は、東夷征伐の際にこの地に立ち寄り、兵を休めたと伝えられています。そのため、吉田神社は武運の神様として信仰を集めてきました。また、日本武尊は、妻である弟橘媛命（おとたちばなひめのみこと）を海神の怒りを鎮めるために海に投じたという伝説があり、縁結びの神様としても知られています。

• 必勝祈願：日本武尊が東夷征伐に勝利したことに由来
• 家内安全：日本武尊が兵を休めたこの地に由来
• 良縁成就：日本武尊と弟橘媛命の伝説に由来

由緒と歴史

吉田神社の創建は、顕宗天皇（485年～498年）～仁賢天皇（498年～507年）の時代と言われています。全国の日本武尊を祀る神社の中では最も歴史が古く、鎌倉時代には「常陸第三宮」として多くの信仰を集めました。境内には、日本武尊が東征の帰途、かつてこの台地の下は海の入江で、そこに上陸し休まれたと伝えられる、「日本武尊御着船の碑」があります。

• 創建：顕宗天皇（485年～498年）～仁賢天皇（498年～507年）の時代
• 常陸第三宮：鎌倉時代に多くの信仰を集める
• 日本武尊御着船の碑：日本武尊が上陸し休まれたと伝えられる碑

訪問者のためのヒントと注意点

吉田神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 例大祭は、毎年10月13日(金)～15日(日)に開催されます。この期間中は、神社周辺が大変混雑しますので、公共交通機関を利用するか、早めの時間に参拝することをおすすめします。
• 神社には、無料の駐車場がありますが、台数に限りがあります。満車の場合は、周辺の有料駐車場を利用してください。
• 神社内は、禁煙です。喫煙は、所定の喫煙所をご利用ください。
• 神社内は、ペットの同伴は禁止されています。

駐車場情報

吉田神社には、無料の駐車場がありますが、台数に限りがあります。満車の場合は、周辺の有料駐車場を利用してください。

• 無料駐車場：あり（台数に限りあり）
• 有料駐車場：周辺にあり

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