歴史ある獅子舞と太々神楽が奉納される大胡神社の例大祭
基本情報
大胡神社の例大祭は、群馬県前橋市河原浜町にある大胡神社で毎年8月の最終日曜日に開催される伝統行事です。
- 住所: 群馬県前橋市河原浜町638
- 電話番号: 027-283-2616(大胡神社)
- アクセス: 北関東自動車道駒形ICより約20分
- 例祭日: 8月の最終日曜日
例祭の主なイベントと催し物
大胡神社の例大祭では、毎年多くのイベントや催し物が開催されます。その中でも特に人気のあるものを紹介します。
獅子舞
大胡神社の例大祭で最も有名なイベントの一つが、獅子舞です。この獅子舞は、1人立ちの獅子が3頭立ちで舞い、獅子掛り少年3人、笛掛り青年6人、歌掛り壮年4人の獅子連により踊られます。必見は、2日目に外宮(粕川温泉元気ランドの西)から戻って、近戸神社で舞う「雌獅子隠し」で、1頭の雌獅子を2頭の雄獅子が奪い合う、躍動感あふれる獅子舞です。
太々神楽
大胡神社の例大祭では、毎年5月3日に太々神楽が奉納されます。この太々神楽は、江戸時代から農家の長男に受け継がれてきたといわれる舞で、様々な種類のお面を使い分けて演じるのが特徴です。かつては秋の収穫後、神楽の道具を大八車に積み、沼田方面まで赴き舞を奉納していました。現在では、五穀豊穣を願い5月に奉納されています。
露店
大胡神社の例大祭では、毎年多くの露店が立ち並びます。焼きそば、たこ焼き、かき氷などの定番の屋台から、地元の特産品を販売する露店まで、様々なお店が軒を連ねます。例大祭の雰囲気を楽しみながら、食べ歩きをするのもおすすめです。
ご利益と神様
大胡神社のご利益は、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、厄除けなどです。また、縁結びや子宝にもご利益があるとされています。祀られている神様は大己貴命と豊城入彦命です。大己貴命は、出雲大社の大国主命と同じ神様で、縁結びや五穀豊穣の神様として知られています。豊城入彦命は、大己貴命の息子で、商売繁盛や家内安全の神様として知られています。
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 家内安全
- 厄除け
- 縁結び
- 子宝
由緒と歴史
大胡神社の創建は不詳ですが、赤城神社(赤城山を御神体と古社、延喜式神名帳では名神大社、上野国二宮)の分霊を勧請したもので、明治時代中期まで近戸神社と称していました。境内は旧大胡城の近戸郭内にあり、本丸から見ると北側にあたるため、鬼門鎮護や城内鎮守社としての機能があったと思われます。そのために、歴代領主に崇敬され、社殿の造営や社領の寄進がありました。天正年間(1573~192)には大胡城主扇常陸介が社頭を営繕し、宝物の寄進を行っています。その後、大胡藩藩主となった牧野家、大胡藩が廃藩となると前橋藩主、酒井家や松平家、歴代代官などが庇護し続けました。明治時代に入り郷社の社格になり、中頃に町内の多くの神社を合祀して大胡神社と改称しています。
- 赤城神社の分霊を勧請
- 明治時代中期まで近戸神社と称する
- 歴代領主に崇敬される
- 明治時代に入り郷社の社格になる
- 中頃に町内の多くの神社を合祀して大胡神社と改称
訪問者のためのヒントと注意点
大胡神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。
- 例大祭は毎年8月の最終日曜日に行われます。
- 例大祭期間中は、多くの露店が立ち並びます。
- 駐車場は限られているので、公共交通機関を利用するか、早めに行くことをおすすめします。
- 神社内は禁煙です。
- ペットの同伴は禁止されています。
駐車場情報
大胡神社には、専用の駐車場はありません。周辺の有料駐車場を利用するか、公共交通機関を利用してください。
- 専用の駐車場はありません。
- 周辺の有料駐車場を利用するか、公共交通機関を利用してください。
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |