湯殿山神社で伝統の裸参り　心身を清め無病息災願う

基本情報

湯殿山神社は、秋田県横手市雄物川町二井山に鎮座する神社です。出羽三山の一つである湯殿山に本社を置き、湯殿山神社の分社として創建されました。

• 住所：秋田県横手市雄物川町二井山11
• 電話番号：0182-56-2001
• アクセス：JR奥羽本線横手駅から車で約20分
• 例祭日：1月7日

例祭の主なイベントと催し物

湯殿山神社の例祭は、1月7日に行われる柴灯祭（さいとうさい）です。柴灯祭は、無病息災や家内安全を祈願する祭りで、百匁蝋燭（ひゃくめろうそく）とお初穂を奉納し、お参りをするのが習わしです。

裸参り

柴灯祭の最大の見どころは、裸参りです。裸参りは、下帯姿の男性が、雪の中を水垢離をして参拝する神事です。裸参りは、400年以上前から続く伝統行事であり、湯殿山神社の例祭を象徴する神事です。

• 内容：下帯姿の男性が、雪の中を水垢離をして参拝する神事
• 歴史：400年以上前から続く伝統行事
• 特色：湯殿山神社の例祭を象徴する神事

柴灯神事

柴灯神事は、柴灯祭のクライマックスを飾る神事です。柴灯神事では、参拝者が奉納した百匁蝋燭に火を灯し、無病息災や家内安全を祈願します。柴灯神事の炎は、参拝者の願いを天に届けるものとされています。

• 内容：参拝者が奉納した百匁蝋燭に火を灯し、無病息災や家内安全を祈願する神事
• 特色：柴灯神事の炎は、参拝者の願いを天に届けるものとされている

ご利益と神様

湯殿山神社のご利益は、無病息災、家内安全、厄除け、開運招福などです。湯殿山神社の神様は、大己貴命（おおなむちのみこと）と少彦名命（すくなひこなのみこと）です。大己貴命は、国造りの神様として知られており、少彦名命は、医薬の神様として知られています。

• 無病息災
• 家内安全
• 厄除け
• 開運招福

由緒と歴史

湯殿山神社の創建は、平安時代初期と伝えられています。開山は、慈覚大師円仁です。慈覚大師円仁は、唐から帰国後、東北地方を巡錫し、湯殿山にたどり着きました。慈覚大師円仁は、湯殿山の霊気に感銘を受け、湯殿山神社を創建しました。

• 創建：平安時代初期
• 開山：慈覚大師円仁

訪問者のためのヒントと注意点

湯殿山神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 裸参りは、男性のみ参加できます。
• 裸参りは、1月7日のみ行われます。
• 裸参りに参加する場合は、下帯を持参してください。
• 湯殿山神社は、山奥にあるため、冬場は積雪があります。冬場に参拝する場合は、防寒対策をしっかりとしてください。

駐車場情報

湯殿山神社には、無料の駐車場があります。駐車場は、神社の近くにあり、収容台数は50台です。

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