最上川を望む金刀比羅神社の秋祭り

基本情報

最上郡大蔵村の金刀比羅神社は、最上川流域に位置し、清水に接続して村を形成する合海の集落に鎮座しています。合海の集落は、戦国時代に清水氏の河岸拡大整備の一環として慶長年間本合海村（現新庄市）の人々を移住させ、清水川岸、合海河岸を作り仕事に従事させる目的で成立した部落です。

• 住所: 山形県最上郡大蔵村合海100-1
• 電話番号: 0233-76-2111 (鮭川村観光協会)
• アクセス: JR【新庄】駅下車、自駕或搭計程車約25分鐘
• 例祭日: 11月9日、10日

例祭の主なイベントと催し物

金刀比羅神社の例祭は、毎年11月9日と10日に行われます。例祭期間中は、様々なイベントや催し物が開催され、多くの人で賑わいます。

神輿渡御

例祭のメインイベントである神輿渡御は、11月9日の午前10時から行われます。神輿は、神社から氏子地域を巡行し、五穀豊穣や無病息災を祈願します。神輿渡御には、地元の子供たちや青年団が参加し、威勢の良い掛け声を上げながら町内を練り歩きます。

奉納芸能

例祭期間中は、神社境内で奉納芸能が披露されます。地元の子供たちによる神楽や、太鼓の演奏などが行われ、多くの人々がその様子を見守ります。

露店

例祭期間中は、神社境内に露店が立ち並びます。露店では、地元の特産品や縁起物などが販売され、多くの人々が買い求めています。

福引大会

例祭期間中には、福引大会も開催されます。福引大会では、豪華景品が当たるチャンスがあり、多くの人々が参加しています。

ご利益と神様

金刀比羅神社のご利益は、五穀豊穣、無病息災、商売繁盛、厄除け、交通安全などです。また、縁結びや子宝にもご利益があるとされています。祀られている神様は大物主神（おおものぬしのかみ）で、大国主命（おおくにぬしのみこと）の子孫とされています。大物主神は、国土開発や農業の神様として知られており、多くの人々の信仰を集めています。

• 五穀豊穣
• 無病息災
• 商売繁盛
• 厄除け
• 交通安全
• 縁結び
• 子宝

由緒と歴史

金刀比羅神社の創建は、平安時代初期の貞観年間（859年～877年）と伝えられています。当初は、現在の神社から少し離れた場所に鎮座していましたが、1584年に現在地に遷座しました。金刀比羅神社は、最上川舟運の要衝の地にあったことから、多くの参拝客を集めました。江戸時代には、最上川を下る舟の安全を祈願する人々が多く訪れ、金刀比羅神社は最上川舟運の守り神として崇敬されました。

• 創建：平安時代初期の貞観年間（859年～877年）
• 遷座：1584年
• 最上川舟運の守り神として崇敬

訪問者のためのヒントと注意点

金刀比羅神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 神社は、最上川沿いの高台に位置しているため、階段を上る必要があります。
• 神社の駐車場は、台数が限られているため、早めの到着がおすすめです。
• 神社周辺には、飲食店や土産物店がほとんどありません。あらかじめ、食事や飲み物を用意しておくとよいでしょう。

駐車場情報

金刀比羅神社には、無料の駐車場が整備されています。駐車場は、神社のすぐ近くにあり、約20台駐車可能です。ただし、例祭期間中は混雑することが予想されるため、公共交通機関を利用するか、早めの到着がおすすめです。

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