佐渡の春を告げる、流鏑馬と獅子舞の華麗な競演

基本情報

• 住所：新潟県佐渡市大倉12
• 電話番号：0259-63-3195
• アクセス：相川地区大倉バス停より徒歩5分
• 例祭日：4月11日

例祭の主なイベントと催し物

大幡神社の例祭は、毎年4月11日に行われる春を告げるお祭りです。例祭では、神事として奉納されるやぶさめをはじめ、様々なイベントや催し物が開催されます。

やぶさめ

やぶさめは、大幡神社の例祭で最も重要な神事です。射手には12歳の2人の少年が選ばれ、神官とともに祭りの7日前から宮に籠り、海で禊（みそぎ）をします。太鼓が祭りの始まりを告げると、神事式に続いて、前庭でシキ・棒振り・箱馬・獅子・豆蒔・薙刀が行われます。それが済むと神輿の渡御（とぎょ）となり、薙刀が先頭になって露払いをして進み、神輿は浜に設けられた御旅所へと向かいます。神輿が到着すると太鼓と獅子の「ゴマイ」が奉納され、その後やぶさめ神事が行われます。

流鏑馬

やぶさめ神事のクライマックスを飾るのが流鏑馬です。流鏑馬は、馬上から的に矢を射る神事で、国家安泰や五穀豊穣を祈願します。大幡神社の流鏑馬は、佐渡市指定無形民俗文化財に指定されており、毎年多くの観光客が訪れます。

獅子舞

獅子舞は、大幡神社の例祭で奉納される伝統芸能です。獅子舞は、五穀豊穣や厄除けを祈願するもので、獅子頭をかぶった舞手が笛や太鼓に合わせて舞います。大幡神社の獅子舞は、佐渡市指定無形民俗文化財に指定されており、その勇壮な舞いは必見です。

豆まき

豆まきは、大幡神社の例祭で行われるもう一つの神事です。豆まきは、邪気を払い、福を招くことを祈願するもので、神官が豆をまきます。参拝者は、豆を拾うことで、1年間の無病息災を祈願します。

ご利益と神様

大幡神社のご利益は、五穀豊穣、厄除け、国家安泰、海上安全などです。また、大幡神社には、大股主命が祀られており、大股主命は、開化天皇の第三皇子である彦坐王の長子であり、大俣王のことだとされています。大股主命は、北狄を平らげた功績により、大幡主命と改名したと伝えられています。

• 五穀豊穣
• 厄除け
• 国家安泰
• 海上安全

由緒と歴史

大幡神社の創建は、貞観3年（861年）とも延喜元年（901年）とも言われています。大幡神社は、佐渡国賀茂郡の式内社であり、延喜式神名帳にも記載されています。大幡神社は、古くから佐渡の総鎮守として崇敬を集めており、明治6年には県社に列格されました。

• 創建：貞観3年（861年）または延喜元年（901年）
• 式内社：佐渡国賀茂郡
• 県社：明治6年

訪問者のためのヒントと注意点

大幡神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例祭は、毎年4月11日に行われます。
• 例祭期間中は、大幡神社周辺が混雑します。
• 大幡神社には、駐車場がありません。公共交通機関をご利用ください。
• 大幡神社は、海に面しています。強風や高波にご注意ください。

駐車場情報

大幡神社には、駐車場がありません。公共交通機関をご利用ください。

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