白河の夜を彩る、幻想的な提灯行列

基本情報

白河鹿嶋神社は、福島県白河市大鹿島に鎮座する神社です。御祭神は武甕槌命（たけみかつちのみこと）で、白河地方の総鎮守として崇敬されています。

• 住所：福島県白河市大鹿島8
• 電話番号：0248-23-3079
• アクセス：JR東北本線白河駅からバス約20分
• 例祭日：9月中旬の土・日

例祭の主なイベントと催し物

白河鹿嶋神社の例祭は、9月中旬の土・日に開催される白河提灯まつりと同時に行われます。提灯まつりは、白河地方の総鎮守である鹿嶋神社の例大祭で、約350年にわたって受け継がれている伝統行事です。

白河提灯行列

提灯まつりのメインイベントは、白河提灯行列です。23町内からなる氏子総代と世話人が、鹿嶋神社の参集殿で行われる「遷座祭」「発輿祭」の儀式を経て、神輿を町内渡御に出発させます。全町出発後、先達の愛宕町を先頭に23町の提灯行列が鹿嶋神社の境内から出発します。

• 内容：23町内からなる氏子総代と世話人が神輿を町内渡御する行列
• 特色：幻想的な灯りが白河の夜を彩る

屋台・山車の引き回し

例祭期間中は、各町内ごとに屋台や山車が引き回されます。屋台や山車は、各町内の特色を反映したもので、中には100年以上の歴史を持つものもあります。

• 内容：各町内ごとに屋台や山車が引き回される
• 特色：町内の特色を反映した屋台や山車が見どころ

神輿の町内渡御・総町渡御

例祭2日目は、神輿が桜町の御旅所から各町内を巡る総町渡御が行われます。神輿は、各町内の壮者に担がれ、2日目の夜の出発地点である九番町へと向かいます。町から町へと神輿が引き継がれる際にも様々な儀式があり、夜とは違った雰囲気が楽しめます。

• 内容：神輿が各町内を巡る渡御
• 特色：神輿を担ぐ壮士たちの勇壮な姿が見どころ

ご利益と神様

白河鹿嶋神社のご利益は、五穀豊穣、商売繁盛、厄除け、交通安全などです。御祭神である武甕槌命は、古事記や日本書紀に登場する武神で、鹿島神宮の主祭神でもあります。武甕槌命は、国土経営や厄除けの神として信仰されており、白河鹿嶋神社でもそのご利益を授かることができます。

• 五穀豊穣
• 商売繁盛
• 厄除け
• 交通安全

由緒と歴史

白河鹿嶋神社の創建は、養老元年（717年）と伝えられています。常陸国一の宮である鹿島神宮から勧請されたもので、白河地方の総鎮守として崇敬されてきました。鎌倉時代には、白河結城氏の崇敬を受け、社殿の造営や神事の奉納が行われました。江戸時代には、白河藩主の本多忠義が社殿を再建し、提灯まつりが始まりました。提灯まつりは、現在も毎年9月中旬に開催されており、白河地方の秋の風物詩となっています。

• 養老元年（717年）に創建
• 常陸国一の宮である鹿島神宮から勧請
• 鎌倉時代には、白河結城氏の崇敬を受ける
• 江戸時代には、白河藩主の本多忠義が社殿を再建し、提灯まつりが始まる

訪問者のためのヒントと注意点

白河鹿嶋神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例祭期間中は、白河提灯まつりが開催され、大変混雑します。公共交通機関のご利用をおすすめします。
• 神社内は、土足厳禁です。参拝前に靴を脱いでください。
• 神社内は、撮影禁止です。許可を得た場合のみ、撮影することができます。
• 神社内には、授与所があり、お守りやおみくじを授与することができます。

駐車場情報

白河鹿嶋神社には、無料駐車場が約150台分あります。例祭期間中は、大変混雑しますので、公共交通機関のご利用をおすすめします。

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