相馬の秋を彩る、いもずいも祭り
基本情報
涼ヶ岡八幡宮は、福島県相馬市坪田字涼ケ岡51に鎮座する神社です。御祭神は誉田別命(応神天皇)で、相馬藩の総鎮守として崇敬されてきました。
- 住所: 福島県相馬市坪田字涼ケ岡51
- 電話番号: 0244-36-4342
- アクセス: JR常磐線相馬駅から車で約15分
- 例祭日: 9月第3金・土曜日
例祭の主なイベントと催し物
涼ヶ岡八幡宮の例祭は、毎年9月第3金・土曜日に開催されます。例祭の主なイベントと催し物は以下の通りです。
宵祭り
例祭の前日に行われる宵祭りでは、境内に竹灯籠が灯され、幻想的な雰囲気に包まれます。また、神楽殿では、地元の小学生が絵を描いた絵竹灯籠が展示されます。
神輿渡御
例祭当日の午前中には、神輿渡御が行われます。神輿は、氏子によって担がれ、町内を巡行します。
例大祭
例祭当日の午後には、例大祭が行われます。例大祭では、神楽殿において、福島県重要無形民俗文化財に指定されている「相馬宇多郷の神楽」が奉納されます。また、日本舞踊や民舞も奉納されます。
いもずいも
例祭の名物である「いもずいも」は、里芋の吸物のことで、芋名月とも言われていました。江戸時代の終わりのころ、この地域(相馬、当時は相馬中村藩)では、二宮仕法を取り入れて飢饉により疲弊した農村の復興に目覚ましい成功をおさめています。その際に催された「いもこじ会」という常会で、村人が意見を出し合って議論しました。「いもこじ」とは、水桶に芋を入れて「×形」に縛った2本の棒でこじまわして芋の皮を取ることをいい、芋と同じように意見をだしあってこじ回されるうちに、良い知恵が出ることからそう呼ばれました。また「いもこじ会」では、定かではありませんが里芋の入ったお汁を出していたとも言われています。
- 内容:里芋の吸物
- 由来:江戸時代の飢饉復興に由来
- 特徴:相馬地方の郷土料理
ご利益と神様
涼ヶ岡八幡宮のご利益は、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、厄除け、交通安全などです。また、安産祈願や子育て祈願にもご利益があるとされています。
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 家内安全
- 厄除け
- 交通安全
- 安産祈願
- 子育て祈願
由緒と歴史
涼ヶ岡八幡宮の創建は、建武年間(1334-1336)と伝えられています。宇多庄の守護白川道忠によって建立されたとされています。元禄8年(1695)には、当時の相馬中村藩主相馬昌胤公によって、現在の社殿が造営され、境内が整備されました。平成24年(2012)には、現存する七棟すべてが国の重要文化財に指定されています。
- 創建:建武年間(1334-1336)
- 建立者:宇多庄の守護白川道忠
- 社殿造営:元禄8年(1695)
- 造営者:相馬中村藩主相馬昌胤公
- 重要文化財指定:平成24年(2012)
訪問者のためのヒントと注意点
涼ヶ岡八幡宮を訪れる際には、以下の点にご注意ください。
- 駐車場は、神社の近くに約20台分あります。
- 参拝時間は、午前8時30分から午後5時までです。
- 例祭期間中は、混雑が予想されますので、時間に余裕を持って参拝してください。
- 神社内は、禁煙です。
- ペットの同伴は、ご遠慮ください。
駐車場情報
涼ヶ岡八幡宮の駐車場は、神社の近くに約20台分あります。駐車場は無料でご利用いただけます。
- 収容台数:約20台
- 料金:無料
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |