房総の夏を彩る、勇壮豪快な祭り

基本情報

夷隅神社は、千葉県夷隅郡大多喜町新丁63に鎮座する神社です。通称牛頭天王宮と呼ばれ、祭神は素盞鳴命を祀ります。口碑によれば、長久2年に再建と社伝にあります。

• 住所: 千葉県夷隅郡大多喜町新丁63
• 電話番号: なし
• アクセス: いすみ鉄道大多喜駅より徒歩10分
• 例祭日: 7月15日

例祭の主なイベントと催し物

夷隅神社の例祭は、7月15日に行われる夏祭りです。このお祭りの最大の見どころは、勇壮な神輿渡御です。10数基の神輿が一斉に海へとかつぎこまれ、もみあう「汐ふみ」が祭りのハイライトです。勇ましく、雄々しく、神輿が海の中を駆け巡り、投げ上げられます。そして夕闇のせまる頃、花火を合図に大原小学校校庭に集まり、神輿を高く上げて別れを惜しむ「大別れ式」が行われます。

汐ふみ

汐ふみとは、神輿を海に担ぎ込み、五穀豊穣と大漁を祈願する神事です。この神事は、夷隅神社の例祭の最大の見どころのひとつで、怒濤の中で神輿が数社もみあうさまは勇壮豪快の一語につきます。

• 内容: 神輿を海に担ぎ込み、五穀豊穣と大漁を祈願する神事
• 特色: 怒濤の中で神輿が数社もみあう勇壮な光景

大別れ式

大別れ式とは、例祭の最後に神輿を神社に納める儀式です。この儀式では、神輿を高く上げて別れを惜しみ、来年またお会いしましょうと誓います。

• 内容: 例祭の最後に神輿を神社に納める儀式
• 特色: 神輿を高く上げて別れを惜しみ、来年またお会いしましょうと誓う

ご利益と神様

夷隅神社のご利益は、縁結び、厄除け、五穀豊穣、大漁祈願などです。祭神である素盞鳴命は、日本神話に登場する神様で、ヤマタノオロチを退治した英雄として知られています。また、稲田姫命は大国主命の娘で、縁結びの神様として信仰されています。大己貴命は、大国主命の別名で、五穀豊穣の神様として信仰されています。

• 縁結び
• 厄除け
• 五穀豊穣
• 大漁祈願

由緒と歴史

夷隅神社の創建は、長久2年（1041年）と伝えられています。この地を治めていた千葉常重が、素盞鳴命を勧請して祀ったのが始まりとされています。その後、夷隅神社は歴代領主の崇敬を受け、社殿の造営や神事の奉納が行われてきました。明治維新後、夷隅神社は村社に列格されました。

• 創建: 長久2年（1041年）
• 祭神: 素盞鳴命、稲田姫命、大己貴命
• 社格: 村社

訪問者のためのヒントと注意点

夷隅神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 例祭は7月15日に行われます。この期間中は、神輿渡御や大別れ式などの神事が行われます。
• 夷隅神社には駐車場がありません。公共交通機関を利用するか、近隣のコインパーキングを利用してください。
• 夷隅神社は、大多喜城跡の近くにあります。大多喜城跡の見学と合わせて、夷隅神社を訪れるのもおすすめです。

駐車場情報

夷隅神社には、専用の駐車場はありません。公共交通機関を利用するか、近隣のコインパーキングを利用してください。

• 公共交通機関: いすみ鉄道大多喜駅から徒歩10分
• コインパーキング: 夷隅神社周辺に数カ所あります。

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