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昭和新山 噴火 崖崩れ 崩落 場所 駐車場

アウトドア

昭和新山(しょうわしんざん)

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基本情報

昭和新山は北海道有珠郡壮瞥町に位置する火山であり、また地名でもあります。この火山は支笏洞爺国立公園内にあり、国の特別天然記念物にも指定されています。さらに、有珠山とともに日本の地質百選に選ばれ、周囲は洞爺湖有珠山ジオパークとして「日本ジオパーク」「世界ジオパーク」に認定されています。

  • 所在地: 〒052-0102 北海道有珠郡壮瞥町昭和新山
  • 交通アクセス:(1)伊達紋別駅から車で20分 (2)洞爺湖温泉バスターミナルからバスで15分(4~10月のみ運行。1日4往復)

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2023年9月26日(火) 昭和新山の岩塊崩落についてのまとめ

原因は火山性ではない可能性が高い

概要: 北海道大学と札幌管区気象台によると、昭和新山の岩塊崩落は火山現象ではなく、山崩れの可能性が高いとされています。気象台は現象の詳細な分析を行っています。

  • 昭和新山は活火山ではあるが、今回の崩落に火山活動は関与していない可能性が高い。
  • 専門家によると、崩落は時々自然に起きることがある。

現状と影響

概要: 崩落によって落ちた岩塊は中腹で停止し、現在は安定しています。付近の商店や土産物店、公園には影響がなく、けが人もいません。

  • 崩落は26日午後4時ごろに報告され、その後収まっている。
  • 土産物店の従業員は、石が崩れる音を数日前から聞いていた。

昭和新山の特性と今後の注意点

概要: 昭和新山は1943~45年に形成され、風化による自然の崩落がありえます。また、有珠山は活発な火山であり、訪れる際には最新の情報を確認するよう推奨されています。

  • 昭和新山は、表面が風化している可能性が高く、自然な崩落も考えられる。
  • 有珠山は活発な火山であり、訪問者は最新の火山活動情報をチェックすべき。

歴史と成り立ち

昭和新山は昭和19年(1944年)に始まった噴火活動で隆起しました。当時、日本は太平洋戦争下でありましたが、壮瞥郵便局長だった三松正夫氏が詳細な観測記録(ミマツダイヤグラム)を残しています。噴火活動が始まる前、この地域は「東九万坪」と呼ばれる広大な畑作地帯で、「フカバ」という集落が存在していました。

  • 命名者: 田中舘秀三(田中舘愛橘の養子、地球物理学の先駆者)
  • 初の観測記録: 三松正夫(壮瞥郵便局長)

観光と施設

昭和新山の麓には多くの観光施設があります。有珠山ロープウェイ、昭和新山熊牧場、三松正夫記念館などが立ち並び、レストランや土産店も多く、壮瞥町の代表的な観光地となっています。

  • 三松正夫記念館: 昭和新山の生い立ちやミマツダイヤグラムが展示されています。
  • 昭和新山熊牧場: 熊にエサやり体験ができます。
  • 昭和新山ガラス館: 世界各国のガラス製品が取り扱われています。

現状と特徴

昭和新山は私有地であり、入山は禁止されています。しかし、隣の有珠山山頂から全景を望むことができます。標高は398mで、今も火山活動が続いています。赤茶色の山肌と洞爺湖の青のコントラストが美しく、特に秋には山が紅葉し、冬には雪が積もって一面の銀世界が広がります。

  • 標高: 398m
  • 所有者(2022年時点): 三松三朗(三松正夫記念館館長、三松正夫の孫娘と結婚)
  • 火山活動: 現在も噴気活動が見られる。

注意事項

掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前に確認の上、ご利用ください。