房州後藤流彫刻の美を堪能できる秋祭り

基本情報

館山市出野尾に鎮座する十二社神社は、房州後藤流彫刻の祖である初代後藤義光作の彫刻が施された神輿が自慢の神社です。例祭日は10月の第二土曜日で、近隣から多くの助っ人が集まり、賑わいます。

• 住所：館山市出野尾宮ノ下475
• 電話番号：0470-22-2121（館山市役所 産業振興課 商工観光係）
• アクセス：JR内房線館山駅からバスで約20分、「出野尾」下車、徒歩5分
• 例祭日：10月の第二土曜日

例祭の主なイベントと催し物

十二社神社の例祭は、毎年10月の第二土曜日に開催されます。例祭では、神輿渡御や屋台の曳き廻し、各種露店が立ち並び、多くの人で賑わいます。

神輿渡御

例祭のメインイベントである神輿渡御は、13時頃から行われます。十二社神社の神輿と、近隣の神社の神輿が合同で町内を巡行します。神輿は、氏子や地元住民によって担がれ、威勢の良い掛け声が響き渡ります。

屋台の曳き廻し

例祭では、近隣の町内から屋台が多数参加し、町内を曳き廻されます。屋台は、それぞれ趣向を凝らした装飾が施されており、見応えがあります。屋台からは、お囃子の音が鳴り響き、祭りを盛り上げます。

露店

例祭では、境内や周辺に露店が立ち並びます。露店では、焼きそば、たこ焼き、わたあめなどの定番の屋台グルメから、地元の特産品まで、さまざまな商品が販売されます。

• 内容：神輿渡御、屋台の曳き廻し、露店など
• 特色：房州後藤流彫刻の神輿、近隣神社との合同渡御、地元の特産品が並ぶ露店

ご利益と神様

十二社神社のご利益は、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、厄除けなどです。また、安産や子育てのご利益もあるとされています。祭神は、天御中主尊、国常立尊、国狭槌尊、面足尊、天忍穂耳尊、他七柱です。

• 五穀豊穣
• 商売繁盛
• 家内安全
• 厄除け
• 安産
• 子育て

由緒と歴史

十二社神社の創建は不詳ですが、鎌倉時代にはすでに存在していたとされています。当時は、十二社権現と呼ばれていましたが、明治の神仏分離により十二社大神に改められました。明治41年には、神饌幣帛料供進神社に指定されました。

• 創建：不詳（鎌倉時代以前）
• 旧称：十二社権現
• 明治の神仏分離：十二社大神に改称
• 明治41年：神饌幣帛料供進神社に指定

訪問者のためのヒントと注意点

十二社神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例祭は、毎年10月の第二土曜日に行われます。
• 駐車場は、神社の近くに数カ所あります。
• 神社の境内は、段差や滑りやすい箇所がありますので、足元にご注意ください。
• 神社の宝物殿には、房州後藤流彫刻の神輿や、鎌倉時代の鰐口など貴重な文化財が収蔵されています。

駐車場情報

十二社神社の近くには、以下の駐車場があります。

• 十二社神社駐車場（無料、50台収容）
• 出野尾公民館駐車場（無料、30台収容）
• 館山市立出野尾小学校駐車場（無料、20台収容）

近年流行っている出店・屋台