美濃の春を告げる、花神輿の舞

基本情報

美濃市笠神にある上神神社は、下照姫命を主神とする神社です。古くは古宮と称する長良川の川岸に鎮斎されていましたが、延宝2年（1672）の洪水のため現在地に遷座奉斎されました。

• 住所：岐阜県美濃市笠神588・589番地
• 電話番号：0575-35-2711
• アクセス：松森駅から徒歩37分
• 例祭日：4月第2日曜日

例祭の主なイベントと催し物

上神神社の例祭は、4月第2日曜日に開催されます。例祭では、神輿渡御や花神輿の奉納、仁輪加（にわか）などの催し物が執り行われます。

神輿渡御

神輿渡御は、神社から氏子地域を巡行する神事です。神輿は、氏子総代や地元の若者によって担がれ、威勢の良い掛け声が響き渡ります。

花神輿の奉納

花神輿の奉納は、上神神社の例祭の目玉です。花神輿は、和紙に桜の花びらを貼り付けたもので、とても華やかです。氏子地域を巡行した後、神社に奉納されます。

仁輪加（にわか）

仁輪加（にわか）は、地元の若者による寸劇です。社会風刺や時事ネタを盛り込んだ内容で、会場を笑いの渦に包みます。

• 神輿渡御：氏子地域を巡行する神事
• 花神輿の奉納：和紙に桜の花びらを貼り付けた華やかな神輿の奉納
• 仁輪加（にわか）：地元の若者による寸劇

ご利益と神様

上神神社のご利益は、安産、子育て、五穀豊穣、商売繁盛などです。主祭神である下照姫命は、大国主命の娘神であり、安産と子育ての神として信仰されています。また、境内には、縁結びの神として知られる天稚彦命や、五穀豊穣の神である味耜高彦根命、商売繁盛の神である御手洗姫命、比売命が祀られています。

• 安産
• 子育て
• 五穀豊穣
• 商売繁盛
• 縁結び

由緒と歴史

上神神社の創建は、平安時代初期と伝えられています。古くは、長良川の川岸に鎮座していましたが、延宝2年（1672）の洪水で流失し、現在地に遷座されました。江戸時代には、五社明神と呼ばれ、下照姫命、天稚彦命、御手洗姫命、味耜高彦根命、比売命の五柱の神を祀っていました。明治6年（1873）に村社に列格し、昭和33年（1958）に岐阜県神社庁支部長参向神社（銀幣社）に指定されました。

• 平安時代初期に創建
• 延宝2年（1672）に洪水で流失し、現在地に遷座
• 江戸時代には五社明神と呼ばれ、五柱の神を祀る
• 明治6年（1873）に村社に列格
• 昭和33年（1958）に岐阜県神社庁支部長参向神社（銀幣社）に指定

訪問者のためのヒントと注意点

上神神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。
• 神社は、住宅街の中にありますので、騒音にはご注意ください。
• 例祭期間中は、多くの参拝客で賑わいますので、時間に余裕を持って参拝してください。

駐車場情報

上神神社には、専用の駐車場はありません。公共交通機関をご利用いただくか、近隣の有料駐車場をご利用ください。

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