夏越しの祭、若宮八幡宮例大祭
基本情報
- 住所: 山梨県韮崎市若宮1-4-14
- 電話番号: 0551-22-1727
- アクセス: JR中央本線韮崎駅から徒歩10分
- 例祭日: 7月30日、7月31日
例祭の主なイベントと催し物
若宮八幡宮の例祭は、毎年7月30日と31日の2日間にわたって行われます。例祭の主なイベントと催し物は以下の通りです。
茅の輪くぐり
茅の輪くぐりとは、茅で作った輪をくぐることで、無病息災を祈願する神事です。若宮八幡宮の例祭では、正面石鳥居に大きな茅の輪が設置され、参拝者はこれをくぐって参拝します。
神輿渡御
神輿渡御とは、神輿を担いで町内を練り歩く神事です。若宮八幡宮の例祭では、氏子総出で神輿を担ぎ、若宮八幡宮から韮崎駅前までを練り歩きます。
浦安の舞
浦安の舞とは、五穀豊穣や無病息災を祈願する舞いです。若宮八幡宮の例祭では、若宮育成会の童女による浦安の舞が奉納されます。
夜神楽
夜神楽とは、夜に行われる神楽のことで、五穀豊穣や無病息災を祈願する神事です。若宮八幡宮の例祭では、若宮八幡宮神楽団による大和神楽が奉納されます。
露店
若宮八幡宮の例祭では、神社から韮崎駅前まで約70店舗の露店が並びます。露店では、食べ物や飲み物、おもちゃなど様々なものが販売されます。
ご利益と神様
若宮八幡宮のご利益は、家内安全、商売繁盛、立身出世、仁徳運、学問などです。御祭神は大鷦鷯命(おおささぎのみこと)で、第十六代仁徳天皇のことです。仁徳天皇は、民の貧困を察して3年間税を免じ、その間は御自身の衣は新調されず、宮の修理もされず、耐え忍ばれたと伝えられています。3年後、煙が盛んに立つのをご覧になり、民が豊かであれば私自身も豊かであると仰せになり、更に3年間税を免じられました。6年の歳月がすぎ、やっと税を課し、宮殿の修理をお許しになりました。(民のかまど神話)以来、「聖帝」と崇められ、現在も家内安全、商売繁盛、立身出世、仁徳運、学問等、崇敬を集めています。
由緒と歴史
若宮八幡宮の創建は、平安時代に遡ります。古記録(棟札)によると885~889年(仁和年間)の創建と伝えられています。もとは七里岩の上に鎮座されていましたが、1583年(天正11)に暴風雨による山崩れがあり社殿が倒壊したため、翌々年、現在地に再建されました。この時代は武田家滅亡により国内は混乱しており、徳川家康により社頭の安堵はなされましたが、再建は遅れたといわれています。また、1193年(建久4)、イチキシマヒメノミコト、タギツヒメノミコト、タゴリヒメノミコトの三女神を鎌倉より若宮八幡宮に勧請しました。現在この三女神は、毎年酷い洪水に悩まされていた村民が安全を祈るために、下宿舟山の丘に姫宮神社として祀られるようになりました。
訪問者のためのヒントと注意点
若宮八幡宮を訪れる際には、以下の点にご注意ください。
- 例祭期間中は、神社周辺が大変混雑します。公共交通機関のご利用をおすすめします。
- 例祭期間中は、露店が多数出店します。食べ歩きや買い物を楽しまれる方は、小銭をご用意ください。
- 若宮八幡宮は、山の上にあります。歩きやすい靴でご参拝ください。
- 若宮八幡宮には、駐車場がありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。
駐車場情報
若宮八幡宮には、駐車場がありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。若宮八幡宮の周辺には、いくつかのコインパーキングがあります。料金は、1時間あたり300円~500円程度です。
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |