人吉の戦の神が鎮座する八幡宮の例祭

基本情報

相良氏の戦の神として代々崇敬され、戦のたびに戦勝祈願が行われていたといわれる井ノ口八幡宮。現在の社殿は1699（元禄12）年に再建されたもので、境内の庭園は人吉城内の御館跡庭園を模したものと考えられ、立派なものである。

• 住所：熊本県人吉市井ノ口町949
• 電話番号：0966-22-2111（代）（人吉市教育委員会）
• アクセス：西人吉駅から徒歩33分（2561m）
• 例祭日：11月25日

例祭の主なイベントと催し物

井ノ口八幡宮の例祭は、毎年11月25日に行われます。例祭では、神輿渡御や奉納相撲、流鏑馬などの神事が執り行われます。また、境内の特設ステージでは、地元の芸能団体による芸能発表や、屋台村なども出店し、多くの人で賑わいます。

神輿渡御

例祭のメインイベントである神輿渡御は、氏子たちが担ぐ神輿が、井ノ口八幡宮から人吉市街地を巡行するものです。神輿渡御は、五穀豊穣や無病息災を祈願するもので、沿道には多くの人々が詰めかけ、神輿に手を合わせたり、写真を撮ったりしています。

奉納相撲

奉納相撲は、力士たちが神前にて相撲を奉納する神事です。奉納相撲は、五穀豊穣や無病息災を祈願するもので、力士たちの熱戦に、観客からは大きな声援が送られます。

流鏑馬

流鏑馬は、馬上から的に矢を射る神事です。流鏑馬は、五穀豊穣や無病息災を祈願するもので、馬上の射手たちの勇姿に、観客からは大きな拍手が送られます。

芸能発表

境内の特設ステージでは、地元の芸能団体による芸能発表が行われます。芸能発表では、人吉球磨地方に伝わる伝統芸能や、現代的な芸能などが披露され、観客を楽しませています。

屋台村

境内の特設会場には、屋台村が出店し、地元のグルメや特産品などが販売されます。屋台村では、人吉球磨地方の郷土料理や、新鮮な野菜や果物などが販売され、多くの人で賑わっています。

ご利益と神様

井ノ口八幡宮のご利益は、五穀豊穣、無病息災、厄除け、勝運などです。また、相良氏の戦の神として崇敬されており、戦勝祈願にも霊験あらたかといわれています。

• 五穀豊穣
• 無病息災
• 厄除け
• 勝運
• 戦勝祈願

由緒と歴史

井ノ口八幡宮は、宝治元年（1247年）に、相良氏2代の頼親が、鎌倉鶴岡八幡宮の祭神である応神天皇・神功皇后・玉依姫を勧請して創建した神社です。その後、相良氏歴代当主の崇敬を受け、人吉城の鬼門除けとして手厚く保護されました。現在の社殿は、元禄12年（1699年）に再建されたものです。

• 宝治元年（1247年）に創建
• 相良氏2代の頼親が創建
• 鎌倉鶴岡八幡宮の祭神を勧請
• 相良氏歴代当主の崇敬を受ける
• 人吉城の鬼門除けとして手厚く保護される
• 現在の社殿は元禄12年（1699年）に再建

訪問者のためのヒントと注意点

井ノ口八幡宮を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例祭日は大変混雑しますので、時間に余裕を持って参拝してください。
• 境内に駐車場はありませんので、公共交通機関または近隣のコインパーキングをご利用ください。
• 社殿内は撮影禁止となっていますので、ご注意ください。
• 境内にトイレはありませんので、あらかじめ済ませてから参拝してください。

駐車場情報

井ノ口八幡宮には、専用の駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。

• 井ノ口八幡宮専用駐車場はありません
• 近隣のコインパーキングをご利用ください

近年流行っている出店・屋台