霜宮神社の火焚き神事
五穀豊穣を祈る幻想的な炎

基本情報

霜宮神社は、熊本県阿蘇市役犬原に鎮座する神社です。農作物に霜害が発生しないように、8月19日から10月16日までの長い期間にわたって火焚き神事を行う場として知られています。

• 住所：熊本県阿蘇市役犬原9
• 電話番号：なし
• アクセス：いこいの村駅から徒歩で30分
• 例祭日：10月19日

例祭の主なイベントと催し物

霜宮神社の例祭は、10月19日に行われます。例祭では、以下のイベントや催し物が開催されます。

火焚き神事

霜宮神社の例祭で最も重要な神事です。8月19日から10月16日までの59日間、火焚き乙女と呼ばれる少女が火焚き殿で火を焚き続け、ご神体をあたためます。この神事は、農作物に霜害が発生しないように祈願するものです。

乙女揚げ

10月16日に行われる神事で、火焚き乙女が火焚き殿から出る儀式です。59日間火を焚き続けた火焚き乙女は、この儀式でようやく解放されます。

夜渡祭

10月18日の夜から19日の早朝にかけて行われる神事で、例祭のしめくくりとなります。神職による古代神楽や相撲の奉納、神職と火焚き乙女による火渡りなどが行われます。

• 古代神楽：神職による伝統的な神楽の奉納
• 相撲の奉納：地元の力士による相撲の奉納
• 火渡り：神職と火焚き乙女による火渡りの儀式

ご利益と神様

霜宮神社のご利益は、五穀豊穣、厄除け、火難除けです。また、火焚き神事を行うことから、火伏せのご利益もあるとされています。祀られている神様は、天津神、天の七星、霜神、鬼八天です。

• 五穀豊穣：農作物の豊作を祈願する
• 厄除け：厄災や災難から身を守る
• 火難除け：火災から身を守る
• 火伏せ：火災を鎮める

由緒と歴史

霜宮神社の創建は、平安時代初期とされています。阿蘇神社の末社として創建され、農作物に霜害が発生しないように祈願する神社として信仰を集めてきました。江戸時代には、火焚き神事が盛んに行われるようになり、現在では霜宮神社の例祭として知られています。

• 平安時代初期に創建
• 阿蘇神社の末社として創建
• 農作物に霜害が発生しないように祈願する神社
• 江戸時代に火焚き神事が盛んになる
• 現在では霜宮神社の例祭として知られる

訪問者のためのヒントと注意点

霜宮神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 例祭期間中は混雑するため、早めの参拝がおすすめ
• 火焚き神事は、8月19日から10月16日まで毎日行われます
• 火焚き神事の見学は無料ですが、賽銭箱に賽銭を納めるのが一般的です
• 霜宮神社には駐車場がないため、公共交通機関を利用するか、近隣のコインパーキングを利用してください

駐車場情報

霜宮神社には駐車場がありません。公共交通機関を利用するか、近隣のコインパーキングを利用してください。

• 霜宮神社に駐車場はない
• 公共交通機関を利用するか、近隣のコインパーキングを利用する

近年流行っている出店・屋台