本庄まつりで埼玉の歴史的な山車パレードを体験しよう!
概要
本庄まつりは埼玉県本庄市で毎年11月2日と3日に開催される、金鑚(かなさな)神社の秋の大祭です。
山車は全部で10基あり、その内8基は市指定文化財となっています。
これらの山車は明治5年から大正13年までに建造されました。
各山車は桃太郎、神功皇后、日本武尊、加藤清正などの人形と囃子方(はやしかた)を乗せ、精巧な彫刻や彫金、華麗な緞帳で飾られています。
山車が中山道を巡行する様子は、豪華絢爛とも言える大迫力の光景であり、日本の古き祭り情緒を感じさせてくれます。
基本情報
- 開催日時: 毎年11月2日、11月3日
- 住所: 本庄市街地
- 駐車場情報: 無料臨時駐車場有
- アクセス: JR高崎線本庄駅から徒歩で約5分
- お問い合わせ: 0495-25-1174
- 文化財情報: 本庄市指定無形民俗文化財 [金鑚神楽(本庄組・宮崎組・杉田組・太駄組・根岸組)]
山車について
山車は現在10基あり、その内8基は市指定文化財であり、いずれも明治5年から大正13年までに建造されました。
4輪台車の上に囃子座と人形座をのせる江戸型山車の形式で、人形座とその内部に置かれた神々の姿をモデルにした人形が迫り出すカラクリを持っています。
山車は精巧な彫刻、漆塗り、金箔、彫金、華麗な文様の幕類で飾られています。
各地区の山車詳細
- 宮本町の山車
- 人形: 日本武尊(やまとたけるのみこと)
- 製作者: 三代目 法橋 原 舟月
- 製作年: 明治15年
- 山車の高さ: 580cm
- 山車の幅: 305cm
- 囃子: 逢魔囃子、屋台囃子、神田囃子、神楽囃子
- 泉町の山車
- 人形: 武内宿禰(たけのうちのすくね)
- 製作者: 横山友治郎(朝之)
- 製作年: 明治20年ごろ
- 山車の高さ: 530cm
- 山車の幅: 195cm
- 囃子: さんてこ囃子、かわりめ
- 上町の山車
- 人形: 神功皇后(じんぐうこうごう)
- 製作者: 横山友治郎(朝之)
- 製作年: 明治35年
- 山車の高さ: 570cm
- 山車の幅: 196cm
- 囃子: 大間、屋台囃子、通り囃子
- 照若町の山車
- 人形: 桃太郎(ももたろう)
- 製作者: 浪花屋・庄田七郎兵衛
- 製作年: 明治33年
- 山車の高さ: 580cm
- 山車の幅: 200cm
- 囃子: 大馬、屋台囃子
- 七軒町の山車
- 人形: 加藤清正(かとうきよまさ)
- 製作者: 町内の人たち
- 製作年: 大正13年
- 山車の高さ: 593cm
- 山車の幅: 275cm
- 囃子: 大間、屋台囃子、通り囃子、篭丸、新道、貴船、数え唄、ヒョットコ囃子
- 仲町の山車
- 人形: 神武天皇(じんむてんのう)
- 製作者: 三代目 法橋 原 舟月
- 製作年: 明治5年
- 山車の高さ: 615cm
- 山車の幅: 209cm
- 囃子: 大麻、屋台囃子、通り囃子、ヒョットコ囃子、篭丸
- 本町の山車
- 人形: 石橋(しゃっきょう)
- 製作者: 浪花屋・庄田七郎兵衛
- 製作年: 昭和3年
- 山車の高さ: 581cm
- 山車の幅: 219cm
- 囃子: 大間、篭丸、屋台囃子、数え唄、ヒョットコ囃子、通り囃子
- 南本町の山車
- 人形: 連獅子(れんじし)
- 製作者: 日光兼光(高崎市)
- 製作年: 平成3年
- 山車の高さ: 570cm
- 山車の幅: 225cm
- 囃子: 大間、篭丸、ヒョットコ囃子、屋台囃子、通り囃子
- 台町の山車
- 人形: 素盞嗚尊(すさのおのみこと)
- 製作者: 浪花屋・庄田七郎兵衛
- 製作年: 明治18年
- 山車の高さ: 538cm
- 山車の幅: 210cm
- 囃子: 大間、神田丸、ヒョットコ囃子、屋台囃子、貴船
- 諏訪町の山車
- 人形: 太田道灌(おおたどうかん)
- 製作者: 日光兼光(高崎市)
- 製作年: 平成5年
- 山車の高さ: 570cm
- 山車の幅: 225cm
- 囃子: 大麻、篭丸、ヒョットコ囃子、屋台囃子、通り囃子