熊野那智大社で、重さ50kgの松明が乱舞する火祭り
基本情報
那智の扇祭りは、和歌山県那智勝浦町にある熊野那智大社で行われる例大祭です。那智の火祭とも呼ばれ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
- 住所:〒649-5392 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字築地7丁目1-1
- 電話番号:0735-52-2131
- アクセス:JR紀伊勝浦駅からタクシーで約20分
- 例祭日:7月14日
例祭の主なイベントと催し物
那智の扇祭りの主なイベントは、扇神輿渡御祭と御火行事です。
扇神輿渡御祭
扇神輿渡御祭は、12基の扇神輿が熊野那智大社から御滝本まで渡御する神事です。扇神輿は、幅1メートル、長さ6メートル程の細長い框に赤緞子を張り、金地に朱の日の丸を描いた扇を組み合わせ、9ヶ所に計32本、白銅鏡8面、それに「光」「蝶の髭」「縁松」「桧扇の花」などを飾りつけ、その姿は「那智の大滝」を表すといわれます。
御火行事
御火行事は、12本の大きな松明に点火する神事です。松明は重さ約50kg程になり、桧の割板を桶のように輪じめにしたもので、那智山地元の人々の奉仕によります。松明に点火されると、参道は一気に炎に包まれ、幻想的な雰囲気になります。
- 内容:12本の大きな松明に点火する神事
- 特色:那智山地元の人々の奉仕により行われる
- 見どころ:参道が炎に包まれる幻想的な光景
ご利益と神様
那智の扇祭りは、五穀豊穣と無病息災を祈願するお祭りです。また、扇神輿には厄除けのご利益があるとされています。祭神は、熊野那智大社の主祭神である熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)です。
- ご利益:五穀豊穣、無病息災、厄除け
- 祭神:熊野夫須美大神
由緒と歴史
那智の扇祭りの起源は、平安時代末期にまで遡ります。当時は、熊野那智大社で「那智の火祭り」が行われていました。この火祭りは、熊野那智大社の神々が那智の滝に降臨する際に、その道案内をするために焚かれた松明に由来しています。その後、江戸時代初期に「那智の扇祭り」と改称され、現在に至っています。
- 起源:平安時代末期
- 由来:熊野那智大社の神々が那智の滝に降臨する際に、その道案内をするために焚かれた松明
- 改称:江戸時代初期
訪問者のためのヒントと注意点
那智の扇祭りは、毎年7月14日に行われます。当日は、熊野那智大社周辺が大変混雑します。公共交通機関を利用するか、早めに行って駐車場を確保することをおすすめします。また、扇神輿渡御祭や御火行事を見る際には、火の粉に注意してください。
- 開催日:毎年7月14日
- 混雑状況:熊野那智大社周辺が大変混雑
- 交通手段:公共交通機関の利用がおすすめ
- 駐車場:早めに行って確保
- 注意点:火の粉に注意
駐車場情報
那智の扇祭り期間中は、熊野那智大社周辺の駐車場が大変混雑します。早めに行って駐車場を確保するか、公共交通機関を利用することをおすすめします。那智の滝前には、有料の駐車場がいくつかあります。
- 混雑状況:大変混雑
- 対策:早めに行って確保、公共交通機関の利用
- 有料駐車場:那智の滝前にあり
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |