300年続く伝統の祭り、射和祇園まつり
基本情報
射和祇園まつりは、三重県松阪市射和町に伝わる300年以上もの歴史を持つ勇壮で優雅な祭りです。
- 住所: 三重県松阪市射和町1073
- 電話番号: 0598-53-4397 (松阪市教育委員会 文化課)
- アクセス: JR紀勢本線「相可駅」から徒歩で約20分
- 例祭日: 7月15日(土)~16日(日)
例祭の主なイベントと催し物
射和祇園まつりの主なイベントは、宵宮と本日に行われる神輿・屋台巡行です。宵宮では、小屋台が2基の神輿を先導してにぎやかに囃しながら、射和寺に設けられたお旅所まで巡行します。そこへその夜、大屋台が集結して小屋台と向き合う位置につき、囃子を競い大いに賑わいます。終って大屋台は帰町し、その後は各町内に飾り置かれ、小屋台は留まって神輿とともに一夜を過ごします。翌日の本日では、小屋台が神輿とともに町の東端(下の町)から西端(上の町)の伊馥寺前まで本通りを巡行し、夜に入ってもみ合いながら還御する神輿について途中までこれを送ります。
神輿・屋台巡行
射和祇園まつりの最大の見どころは、神輿・屋台巡行です。大小12基の屋台が、夜になると提灯の灯りに照らされ優雅な姿を見せてくれます。屋台は、いずれも車輪軸に土台を載せて床をつくり、欄縁を載せ、勾欄を組んだ二階建てです。色とりどりの華やかさ、提灯に浮かび上がる優艶な美しさで、今も昔も、多くの人々を魅了し続けています。
- 内容: 神輿と屋台が町内を巡行する
- 見どころ: 提灯の灯りに照らされた屋台の美しさ
囃子
射和祇園まつりのもう一つの見どころは、囃子です。屋台の上で奏でられる囃子は、笛や太鼓、鉦などの音色が重なり合い、祭りを盛り上げます。囃子は、各町内ごとに異なるため、町内ごとに異なる雰囲気を楽しむことができます。
- 内容: 屋台の上で奏でられる囃子
- 見どころ: 各町内ごとに異なる囃子の音色
ご利益と神様
射和祇園まつりのご利益は、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、厄除けなどです。また、神輿・屋台巡行では、神輿や屋台に触れることで、そのご利益にあずかると言われています。
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 家内安全
- 厄除け
由緒と歴史
射和祇園まつりの起源は、定かではありませんが、天和三年(1683)ころにはすでに「山」の出る祭りが行なわれていたとされています。大屋台は18世紀末から19世紀初頭に完成したもので、軽快な障子屋根に古態を残しています。それが小型化した形態の小屋台は18世紀中期の成立ですが、以前からの台車に幟(のぼり)を立てた「幟枠」を屋台化したものです。
- 起源は定かではない
- 天和三年(1683)ころには「山」の出る祭りが行なわれていた
- 大屋台は18世紀末から19世紀初頭に完成
- 小屋台は18世紀中期の成立
訪問者のためのヒントと注意点
射和祇園まつりを楽しむためのヒントと注意点をいくつかご紹介します。
- 神輿・屋台巡行は、宵宮と本日に行われます。宵宮は7月15日、本日が7月16日です。
- 神輿・屋台巡行は、町内を巡回します。巡行ルートは、射和祇園まつりの公式サイトでご確認ください。
- 神輿・屋台巡行は、大変混雑します。貴重品などの管理には十分注意してください。
- 射和祇園まつり期間中は、交通規制が行われます。公共交通機関をご利用ください。
駐車場情報
射和祇園まつり期間中は、駐車場が大変混雑します。公共交通機関をご利用いただくか、早めにお越しいただくことをおすすめします。
- 射和祇園まつり期間中は、駐車場が大変混雑します。
- 公共交通機関をご利用いただくか、早めにお越しいただくことをおすすめします。
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |