備後護国神社で秋季例大祭　英霊慰霊と戦没者追悼

基本情報

備後護国神社は、広島県福山市丸之内1丁目9-2に鎮座する神社です。旧社格は内務大臣指定護国神社で、戦後別表神社となっています。

• 住所: 〒720-0061 広島県福山市丸之内1丁目9-2
• 電話番号: 084-922-1180
• アクセス: 福山駅から徒歩約8分
• 例祭日: 5月19日（勇鷹祭）、10月23日（秋季例大祭）

例祭の主なイベントと催し物

備後護国神社の例祭では、様々なイベントや催し物が開催されます。その中でも特に人気のあるものを紹介します。

勇鷹祭

5月19日に行われる勇鷹祭は、備後護国神社の春季例大祭です。このお祭りは、阿部神社の例祭として始まったもので、阿部家の祖先である大彦命を祀っています。勇鷹祭では、神輿渡御や獅子舞、神楽などの奉納が行われます。

秋季例大祭

10月23日に行われる秋季例大祭は、備後護国神社の秋季例大祭です。このお祭りは、備後国出身の護国の英霊を祀るために始まったもので、例年多くの人が参拝に訪れます。秋季例大祭では、神輿渡御や獅子舞、神楽などの奉納が行われます。

献灯みたま祭

8月8日に行われる献灯みたま祭は、備後護国神社の夏季例大祭です。このお祭りは、戦没者を慰霊するために始まったもので、例年多くの人が参拝に訪れます。献灯みたま祭では、献灯や神楽などの奉納が行われます。

• 神輿渡御：神輿を担いで町内を練り歩く神事
• 獅子舞：獅子舞を奉納する伝統芸能
• 神楽：神楽を奉納する伝統芸能
• 献灯：戦没者を慰霊するために灯籠を奉納する神事

ご利益と神様

備後護国神社のご利益は、戦勝祈願、厄除け、交通安全、家内安全、商売繁盛などです。また、備後国出身の護国の英霊を祀っているため、英霊の慰霊や戦没者の追悼にもご利益があるとされています。

• 戦勝祈願：戦いに勝利することを祈願する
• 厄除け：災厄や不幸を避けることを祈願する
• 交通安全：交通事故に遭わないことを祈願する
• 家内安全：家族の安全と健康を祈願する
• 商売繁盛：商売が繁盛することを祈願する
• 英霊の慰霊：戦没者の霊を慰めることを祈願する
• 戦没者の追悼：戦没者を追悼することを祈願する

由緒と歴史

備後護国神社は、明治元年（1868年）に福山藩主・阿部正桓が、石見益田の役と函館戦争での戦死者の霊を祀るために、旧深津郡吉津村に招魂社を創立したのに始まります。明治26年（1893年）に福山公園（現在の福山城）の本丸人質櫓跡に遷座し、明治34年（1901年）に官祭福山招魂社に改称しました。昭和14年（1939年）に内務大臣の指定を受けて福山護國神社と改称しました。昭和15年（1940年）の紀元2600年を機に、芦田川河畔に新たに広大な境内と運動場を有する神社として建立されることになりましたが、完成目前の昭和20年（1945年）8月8日の福山大空襲によって焼失してしまいました。この敷地は現在、福山市体育館として使われています。戦後福山藩主の阿部氏が建立した阿部神社と昭和32年（1957年）に合併して、備後護国神社に改称しました。

• 明治元年（1868年）：阿部正桓が招魂社を創立
• 明治26年（1893年）：福山公園（現在の福山城）の本丸人質櫓跡に遷座
• 明治34年（1901年）：官祭福山招魂社に改称
• 昭和14年（1939年）：内務大臣の指定を受けて福山護國神社と改称
• 昭和15年（1940年）：紀元2600年を機に、芦田川河畔に新たに広大な境内と運動場を有する神社として建立されることになったが、完成目前の昭和20年（1945年）8月8日の福山大空襲によって焼失
• 昭和32年（1957年）：阿部神社と合併して、備後護国神社に改称

訪問者のためのヒントと注意点

備後護国神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 神社は住宅街の中にありますので、騒音には十分注意してください。
• 神社内は禁煙です。
• ペットの同伴はご遠慮ください。
• 神社内には駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用ください。

駐車場情報

備後護国神社には駐車場がありません。公共交通機関をご利用ください。

• JR福山駅から徒歩約8分
• 福山駅から鞆鉄バス「備後護国神社前」下車すぐ

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