麦酒祭で味わう、日本のビールのルーツ

基本情報

概要

• 住所: 滋賀県甲賀市水口町牛飼572
• 電話番号: 0748-60-2690
• アクセス: JR草津線「貴生川」駅からバスまたはタクシーで10分
• 例祭日: 7月18日

例祭の主なイベントと催し物

概要

総社神社の例祭は、毎年7月18日に行われる「麦酒祭」です。このお祭りは、室町時代初期に本殿修復の折に、新麦を使って麦酒を造り奉納したことに始まります。麦の豊作に感謝し、毎年の豊穣を願った神事であり、その日以来、絶えることなく、宮守が醸造人となって麦酒を奉納しているそうです。

麦酒奉納

概要

麦酒祭のメインイベントは、麦酒の奉納です。神職が早朝から麦と麹を仕込み、丁寧に麦酒を醸造します。そして、当日は神前に麦酒を供え、五穀豊穣と氏子崇敬者の無病息災を祈願します。

• 内容: 麦酒の醸造と奉納
• 特色: 室町時代から続く伝統的な神事

直会

概要

麦酒の奉納の後には、直会が行われます。直会とは、神様にお供えしたものを下げて、みんなでいただく神事です。麦酒祭では、氏子崇敬者に麦酒が振る舞われ、五穀豊穣と無病息災を祝います。

• 内容: 麦酒の振る舞い
• 特色: 氏子崇敬者との交流の場

頭殿行事（奴振）

概要

総社神社の例祭では、5年に一度「頭殿行事（奴振）」が行われます。頭殿行事とは、平安時代から続く伝統芸能で、奴が華やかな衣装を身にまとい、太鼓や笛に合わせて踊るものです。総社神社の頭殿行事は、国の重要無形民俗文化財に指定されており、多くの人が見物に訪れます。

• 内容: 奴が踊る伝統芸能
• 特色: 国の重要無形民俗文化財

ご利益と神様

総社神社のご利益は、五穀豊穣、無病息災、商売繁盛、厄除けなどです。また、縁結びの神様としても知られており、恋愛成就を願う人も多く訪れます。

• 五穀豊穣
• 無病息災
• 商売繁盛
• 厄除け
• 縁結び

由緒と歴史

総社神社の創建は、平安時代初期の877年と伝えられています。当時は「油日神」と呼ばれ、甲賀地方の総鎮守として崇敬を集めていました。室町時代には、本殿が修復され、その際に新麦を使って麦酒を造り、神前に奉納したことが「麦酒祭」の始まりとされています。

• 創建: 平安時代初期の877年
• 旧称: 油日神
• 麦酒祭の始まり: 室町時代

訪問者のためのヒントと注意点

総社神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 麦酒祭は、毎年7月18日に行われます。
• 麦酒祭当日は、多くの参拝客で賑わいます。
• 駐車場は限られているため、公共交通機関の利用がおすすめです。
• 神社内は禁煙です。
• ペットの同伴はご遠慮ください。

駐車場情報

総社神社には、専用の駐車場はありません。周辺には、有料駐車場がいくつかあります。

• 甲賀市営貴生川駅南駐車場
• タイムズ貴生川駅前
• 名鉄協商貴生川駅前

近年流行っている出店・屋台