富士宮の秋を彩る、山車と屋台の競演

基本情報

富士山本宮浅間大社は、静岡県富士宮市宮町に鎮座する神社です。富士山を神体山とし、浅間大神を祀っています。

• 住所: 静岡県富士宮市宮町1-1
• 電話番号: 0544-27-2002
• アクセス: JR身延線富士宮駅から徒歩10分
• 例祭日: 11月3日、4日、5日

例祭の主なイベントと催し物

富士山本宮浅間大社の例祭は、毎年11月3日、4日、5日に行われる盛大な祭りです。例祭期間中は、様々なイベントや催し物が開催され、多くの人で賑わいます。

宮参り

例祭の前日に行われる神事です。氏子や崇敬者が浅間大社に参拝し、無事を祈念します。

例祭・浦安の舞

例祭当日の午前10時から本殿で行われる神事です。氏子や崇敬者が集い、雅な装束をつけた乙女が舞う浦安の舞が奉奏されます。

本宮（ほんみや）

例祭当日の午後4時から第二駐車場前で行われる行事です。富士宮市内にある山車や屋台が勢揃いし、一斉に囃子を奉納します。

短歌献詠祭・披講式（たんかけんえいさい・ひこうしき）

例祭当日の午後5時から本殿で行われる神事です。例年、氏子や崇敬者から募集した和歌を、古来より伝わる披講という形式で奉納します。

富士地区戦没者慰霊祭

例祭当日の午前11時から忠魂碑前で行われる神事です。富士地区（富士宮市・富士市）の英霊を招魂した忠魂碑前において遺族や関係者等が参列のもと斎行されます。

奉納芸能

例祭期間中の3日間、楼門内仮設舞台で奉納される芸能です。神楽や舞踊、演奏などが披露されます。

菊花展（きっかてん）・華道展（かどうてん）

例祭期間中に楼門内菊舎と東西回廊内で行われる展示会です。菊や華道の作品が展示されます。

ご利益と神様

富士山本宮浅間大社のご利益は、五穀豊穣、家内安全、厄除け、開運招福などです。浅間大神は、富士山を神体山とする浅間神社の総本社に祀られている神様で、富士山信仰の中心的な存在です。

• 五穀豊穣：富士山麓の豊かな自然と恵みをもたらす神様として崇敬されています。
• 家内安全：家内円満や家族の健康を祈願する人々が多く訪れます。
• 厄除け：厄年や人生の節目に厄除けを祈願する人々が訪れます。
• 開運招福：運気上昇や福徳を祈願する人々が訪れます。

由緒と歴史

富士山本宮浅間大社は、大同元年（806年）に山宮浅間神社の地から現在地に遷座されたと伝えられています。平安時代には、富士山への登拝者が多く訪れるようになり、浅間大社は富士山信仰の中心地として栄えました。鎌倉時代には、源頼朝が富士の裾野で巻狩りをを行い、浅間大社に流鏑馬を奉納したと伝えられています。江戸時代には、徳川家康の寄進により、現在の社殿が造営されました。

• 大同元年（806年）：山宮浅間神社の地から現在地に遷座。
• 平安時代：富士山への登拝者が多く訪れ、富士山信仰の中心地として栄える。
• 鎌倉時代：源頼朝が富士の裾野で巻狩りをを行い、浅間大社に流鏑馬を奉納。
• 江戸時代：徳川家康の寄進により、現在の社殿が造営される。

訪問者のためのヒントと注意点

富士山本宮浅間大社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 参拝時間は、午前8時30分から午後5時までです。
• 駐車場は、社殿の近くに有料駐車場があります。
• 例祭期間中は、多くの参拝客で混雑しますので、時間に余裕を持って参拝してください。
• 富士山を望むことができる展望台がありますので、ぜひ立ち寄ってみてください。

駐車場情報

富士山本宮浅間大社には、有料駐車場が2つあります。

• 第1駐車場：社殿の正面にある駐車場で、普通車100台、バス10台を収容できます。
• 第2駐車場：社殿の北側にある駐車場で、普通車200台、バス20台を収容できます。

駐車場の料金は、普通車が1時間200円、1日1500円、バスが1時間1000円、夜間宿泊のみ2000円です。

近年流行っている出店・屋台