白山市の加茂神社例祭　神輿渡御が4年ぶり復活

基本情報

• 概要：五穀豊穣を祈願する県無形民俗文化財の「御田植祭（おんたうえさい）」
• 住所：石川県射水市加茂中部の加茂神社
• 電話番号：0766-82-1010（射水市観光協会）
• アクセス：JR北陸本線小杉駅から車で約15分
• 例祭日：6月2日

例祭の主なイベントと催し物

五穀豊穣を祈願する県無形民俗文化財の「御田植祭（おんたうえさい）」が、6月2日に斎行されます。雨天の場合は拝殿で略式の儀式を執り行います。

朳（えぶり）の行事

氏子総代や神社委員が、イネ科の植物マコモを束ねて作った「真菰（まこも）の大男」（約60センチ）と「真菰の神様」（約30センチ）を御祭神「玉依姫命（たまよりひめのみこと）」に供えます。地元の下村小学校の三年生九人はふるさと学習の一環で一日に学校で作った「真菰の神様」を奉納します。

苗植え

野上克裕宮司が祝詞を奏上し、水田に見立てて田ならしを表す「朳（えぶり）の行事」の後、野上宮司が後ろに下がりながら苗を植える後退法で拝殿の床に苗を並べます。

真菰の大男投げ

最後に「真菰の大男」二体を後方に投げ上げ、児童や一般参拝者が受け取りました。

ご利益と神様

加茂神社は、五穀豊穣の神様である玉依姫命（たまよりひめのみこと）を祀っています。そのため、五穀豊穣や農業繁栄のご利益があるとされています。

• 五穀豊穣
• 農業繁栄

由緒と歴史

加茂神社の創建は不詳ですが、平安時代にはすでに存在していたとされています。鎌倉時代には、加賀国守護職であった畠山氏が崇敬し、社殿を造営しました。戦国時代には、一向一揆の兵火によって社殿が焼失しましたが、江戸時代初期に再建されました。

• 平安時代に創建
• 鎌倉時代に畠山氏が崇敬
• 戦国時代に一向一揆の兵火で焼失
• 江戸時代初期に再建

訪問者のためのヒントと注意点

加茂神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例祭日は大変混雑しますので、早めにお越しください。
• 拝殿内は撮影禁止となっております。
• 神社の敷地内は禁煙となっております。

駐車場情報

加茂神社には、無料の駐車場が完備されています。駐車可能台数は50台です。

• 無料駐車場あり
• 駐車可能台数50台

近年流行っている出店・屋台