世界遺産の海に浮かぶ神々の島で、千四百年続く神事

基本情報

嚴島神社は、広島県廿日市市宮島町1-1に鎮座する神社です。世界遺産に登録されており、日本三景の一つにも数えられています。

• 住所: 広島県廿日市市宮島町1-1
• 電話番号: 0829-44-2020
• アクセス: 宮島口桟橋からフェリーで約10分
• 例祭日: 旧暦6月17日

例祭の主なイベントと催し物

嚴島神社の例祭は、旧暦6月17日に行われる「管絃祭」です。管絃祭は、平安時代から続く伝統的な神事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

管絃祭

管絃祭は、厳島神社の御座船が宮島沖を巡航しながら、雅楽の演奏や舞楽が奉納されるというものです。御座船には、天皇や皇族、公家などが乗り込み、厳島神社の御神体を奉安します。御座船が宮島沖を巡航する間、雅楽の演奏や舞楽が奉納され、厳島神社の御神徳をたたえます。

• 内容: 雅楽の演奏や舞楽が奉納される神事
• 特色: 平安時代から続く伝統的な神事

その他

管絃祭以外にも、例祭期間中には様々な催し物が開催されます。例えば、神楽の奉納や、巫女による舞の奉納、露店の出店などがあります。

• 内容: 神楽の奉納、巫女による舞の奉納、露店の出店など
• 特色: 例祭を盛り上げる様々な催し物

ご利益と神様

嚴島神社のご利益は、海上安全、交通安全、商売繁盛、縁結びなどです。また、厳島神社には、宗像三女神と呼ばれる三柱の神様が祀られています。宗像三女神とは、市杵島姫命（いちきしまひめのみこと）、田心姫命（たごりひめのみこと）、湍津姫命（たぎつひめのみこと）の三柱です。市杵島姫命は、弁財天と同一視されており、芸能や財福の神様として信仰されています。田心姫命は、農耕や海上安全の神様として信仰されています。湍津姫命は、水の神様として信仰されています。

• 海上安全
• 交通安全
• 商売繁盛
• 縁結び

由緒と歴史

嚴島神社の創建は、推古天皇元年（593年）と伝えられています。佐伯鞍職（さえきくらもと）という人物が、厳島に神殿を建立したのが始まりとされています。その後、平安時代末期に平清盛が厳島神社を篤く信仰し、現在の社殿を建立しました。厳島神社は、平清盛の庇護のもとで栄え、多くの参拝者が訪れるようになりました。鎌倉時代以降も、厳島神社は朝廷や武家から崇敬され、多くの寄進を受けました。明治維新後、厳島神社は神仏分離令により、神社となりました。

• 創建: 推古天皇元年（593年）
• 創建者: 佐伯鞍職（さえきくらもと）
• 平清盛の庇護: 平安時代末期
• 神仏分離令: 明治維新後

訪問者のためのヒントと注意点

嚴島神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 厳島神社は、潮の満ち引きによって社殿が海に浮かぶように見えることがあります。満潮時には、社殿の床下まで海水が浸かるため、濡れても良い服装で訪れることをおすすめします。
• 厳島神社は、世界遺産に登録されているため、多くの観光客が訪れます。特に、ゴールデンウィークやお盆、紅葉の時期は混雑が予想されます。時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
• 厳島神社には、駐車場がありません。公共交通機関を利用するか、周辺の有料駐車場を利用してください。

駐車場情報

嚴島神社には、駐車場がありません。公共交通機関を利用するか、周辺の有料駐車場を利用してください。周辺の有料駐車場は以下の通りです。

• 宮島口桟橋駐車場
• 宮島口フェリーターミナル駐車場
• 宮島口駅前駐車場

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