高松の夏を彩る、船渡御と獅子舞
基本情報
庵治の船祭りは、皇子神社で毎年実施されている夏祭りです。神社(王の下)の下の江の浦でダンジリを練ったあと、船に乗り、獅子舞を演じ、そのあと、御旅所(新開)まで船で海上を渡り、同様なことをしたあと、また神社に戻る。地元では「船祭り」として知られています。
- 住所:香川県高松市庵治町才田
- 電話番号:087-879-0717(香川県香南歴史民俗郷土館)
- アクセス:高松琴平電気鉄道琴平線「庵治駅」から徒歩約15分
- 例祭日:7月下旬の日曜日
例祭の主なイベントと催し物
庵治の船祭りの主なイベントは、船渡御と獅子舞です。船渡御は、神社(王の下)の下の江の浦でダンジリを練ったあと、船に乗り、獅子舞を演じ、そのあと、御旅所(新開)まで船で海上を渡るというものです。獅子舞は、3組の獅子舞が船上で同時に舞うという珍しいものです。
船渡御
船渡御は、庵治の船祭りのメインイベントです。神社(王の下)の下の江の浦でダンジリを練ったあと、船に乗り、獅子舞を演じ、そのあと、御旅所(新開)まで船で海上を渡ります。船渡御は、海上を渡る船の上で獅子舞が舞うという珍しい光景が見られます。
- 内容:神社から御旅所まで船で渡御する
- 特色:海上を渡る船の上で獅子舞が舞う
獅子舞
獅子舞は、庵治の船祭りのもう一つのメインイベントです。3組の獅子舞が船上で同時に舞うという珍しいものです。獅子舞は、五穀豊穣や無病息災を祈願するもので、迫力のある舞が見ものです。
- 内容:3組の獅子舞が船上で同時に舞う
- 特色:五穀豊穣や無病息災を祈願する
ご利益と神様
庵治の船祭りのご利益は、五穀豊穣や無病息災です。また、海上安全や大漁祈願にもご利益があるとされています。祭神は、皇子神社の祭神である天児屋根命(あめのこやねのみこと)です。天児屋根命は、天孫降臨の際に邇邇芸命(ににぎのみこと)を先導した神様で、縁結びや厄除けの神様としても知られています。
- 五穀豊穣
- 無病息災
- 海上安全
- 大漁祈願
- 縁結び
- 厄除け
由緒と歴史
庵治の船祭りの起源は、平安時代末期にさかのぼると言われています。当時は、庵治の漁師たちが海上安全を祈願して、船に乗って獅子舞を奉納していたのが始まりとされています。その後、江戸時代になると、庵治の船祭りは藩の公認行事となり、盛大に行われるようになりました。明治時代以降も、庵治の船祭りは地元の人々に親しまれ続け、現在では高松市の無形民俗文化財に指定されています。
- 平安時代末期に起源
- 漁師たちが海上安全を祈願して獅子舞を奉納
- 江戸時代には藩の公認行事となる
- 明治時代以降も地元の人々に親しまれる
- 現在では高松市の無形民俗文化財に指定
訪問者のためのヒントと注意点
庵治の船祭りを訪れる際には、以下の点に注意してください。
- 開催日は毎年7月下旬の日曜日です。
- 当日は、庵治町内が交通規制されますので、公共交通機関を利用するか、徒歩で会場までお越しください。
- 会場には、屋台や露店が立ち並びますので、食べ物や飲み物の持ち込みは禁止されています。
- 船渡御は、海上で行われますので、船酔いしやすい方は酔い止め薬を服用するなど、体調を整えてお越しください。
駐車場情報
庵治の船祭りには、専用の駐車場はありません。公共交通機関を利用するか、徒歩で会場までお越しください。
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |