江田島八幡宮の秋祭り、神輿と船団が海を彩る

基本情報

江田島八幡宮は、広島県江田島市江田島町中央に鎮座する神社です。島の総氏神として崇敬を集めており、毎年9月17日・18日に秋季例大祭が盛大に行われます。

• 住所：広島県江田島市江田島町中央4-1-30
• 電話番号：0823-43-1644
• アクセス：JR呉駅からバスで約60分、小用港下車、徒歩約15分
• 例祭日：9月17日・18日

例祭の主なイベントと催し物

江田島八幡宮の秋季例大祭は、毎年9月17日・18日に開催される盛大な祭りです。神輿渡御や船団巡航、奉納芸能など、さまざまなイベントや催し物が催されます。

神輿渡御

例大祭のメインイベントである神輿渡御は、17日の午後1時から行われます。氏子たちが担ぐ神輿が、江田島八幡宮から町内を巡行します。威勢の良い掛け声とともに練り歩く神輿は、沿道の人々から大きな歓声と拍手が送られます。

船団巡航

18日の午前10時からは、船団巡航が行われます。沖美町と能美町の5つの地区が持ち回りで奉納するこの神事は、5年に一度しか行われない貴重なものです。ダイバを乗せた船を先頭に、大漁旗を掲げた船団が海を進みます。船上では、ダイバ・お多福・獅子が華麗に舞い、笛や太鼓がお囃子を奏でます。

奉納芸能

例大祭期間中は、江田島八幡宮の境内特設ステージで、さまざまな奉納芸能が披露されます。神楽や獅子舞、太鼓演奏など、地元の芸能団体による多彩な演目が楽しめます。

• 神楽：神話を題材にした伝統芸能。華やかな衣装とダイナミックな舞が特徴です。
• 獅子舞：獅子頭をかぶった舞手が、勇壮な舞を披露します。
• 太鼓演奏：地元の太鼓団体による迫力ある演奏が楽しめます。

ご利益と神様

江田島八幡宮のご利益は、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、厄除けなどです。また、安産祈願や子育て祈願にも霊験あらたかといわれています。祭神は、応神天皇、仲哀天皇、神功皇后の三柱です。応神天皇は、八幡神として武運の神様として知られており、仲哀天皇は、航海の神様として崇敬されています。神功皇后は、安産の神様として信仰されています。

• 五穀豊穣
• 商売繁盛
• 家内安全
• 厄除け
• 安産祈願
• 子育て祈願

由緒と歴史

江田島八幡宮の創建は、平安時代末期の1185年と伝えられています。源頼朝が平氏を滅ぼした後、この地に八幡神を勧請したのが始まりとされています。その後、鎌倉時代には、安芸国の守護大名である武田信繁が社殿を造営し、篤く崇敬しました。室町時代には、毛利氏がこの地を領有し、江田島八幡宮を厚く保護しました。江戸時代には、広島藩の藩主浅野氏が参拝するなど、藩からも崇敬されました。

• 創建：平安時代末期の1185年
• 源頼朝が平氏を滅ぼした後、この地に八幡神を勧請したのが始まり
• 鎌倉時代には、安芸国の守護大名である武田信繁が社殿を造営
• 室町時代には、毛利氏がこの地を領有し、江田島八幡宮を厚く保護
• 江戸時代には、広島藩の藩主浅野氏が参拝

訪問者のためのヒントと注意点

江田島八幡宮を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例大祭期間中は、非常に混雑します。時間に余裕を持って参拝しましょう。
• 駐車場は限られています。公共交通機関を利用するか、早めに行って駐車スペースを確保しましょう。
• 境内は、段差や滑りやすい場所があります。歩きやすい靴で参拝しましょう。
• 神聖な場所ですので、参拝の際には、静粛を心がけましょう。

駐車場情報

江田島八幡宮には、専用の駐車場はありません。周辺の有料駐車場を利用するか、公共交通機関を利用しましょう。最寄りのバス停は、「江田島八幡宮前」です。

• 専用の駐車場はありません。
• 周辺の有料駐車場を利用するか、公共交通機関を利用しましょう。
• 最寄りのバス停は、「江田島八幡宮前」です。

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