獅子舞とにわか芝居が一体となった、国内唯一の春祭り
基本情報
- 住所: 愛媛県今治市朝倉北字大谷甲42
- 電話番号: 0898-56-2500(今治市役所朝倉支所産業建設課)
- アクセス: JR予讃線「今治」駅下車 しまなみ海道「今治」IC 今治・小松自動車道「今治湯ノ浦」IC
- 例祭日: 5月3日
例祭の主なイベントと催し物
矢矧神社の例祭は、毎年5月3日に行われる春季祭礼です。獅子舞と掛け合いによる寸劇「にわか狂言」が奉納されるのが特徴で、愛媛県内に残存する唯一のにわか芸として知られています。
獅子舞
獅子舞は、神社の境内や氏子地域を巡行し、五穀豊穣や無病息災を祈願します。雌雄の獅子が舞う「獅子三番叟」や、提婆(だいば)と呼ばれる曲芸的な舞などが披露されます。
にわか狂言
にわか狂言は、獅子舞の奉納の途中に、周囲を観客に囲まれ上演されます。内容は、医者と坊主の掛け合い、ごんぱち、身代り地蔵など、庶民の生活を題材にしたものが多く、ユーモアあふれるやり取りが人気です。
継ぎ獅子
例祭のクライマックスは、継ぎ獅子です。人が人の上に重なり、三継ぎ、四継ぎと差し上げられる獅子の姿は圧巻です。獅子児は「祝!矢矧神社春の大祭」と記された巻紙を垂らし、その場をゆっくりと一周します。
- 獅子舞:五穀豊穣や無病息災を祈願する舞
- にわか狂言:庶民の生活を題材にしたユーモアあふれる寸劇
- 継ぎ獅子:人が人の上に重なり、三継ぎ、四継ぎと差し上げられる獅子の舞
ご利益と神様
矢矧神社のご利益は、五穀豊穣、無病息災、厄除け、家内安全などです。主祭神である天峡貫王(あまさぬきのおう)は、越智氏の祖とされる人物で、農業や漁業の神として信仰されています。また、誉田別命(ほむだわけのみこと)は、皇室の祖神であり、武勇の神として知られています。武内宿禰(たけうちのすくね)は、長寿の神として知られ、日本武尊(やまとたけるのみこと)は、武勇の神として信仰されています。仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)と神功皇后(じんぐうこうごう)は、夫婦円満の神として信仰されています。
- 五穀豊穣
- 無病息災
- 厄除け
- 家内安全
- 夫婦円満
由緒と歴史
矢矧神社の創建は、平安時代初期の弘仁11年(820年)と伝えられています。越智氏の祖である小千の天狭貫王の廟として祀られたのが始まりとされています。その後、斉明天皇の朝倉行幸の際に「朝倉の宮」と改称され、弘仁11年には八幡宮を勧請し、朝倉宋廟八幡宮と改められました。鎌倉時代には、河野氏の祈願所となり、戦国時代には、毛利氏の崇敬を受けました。江戸時代には、今治藩主松平氏の祈願所となり、現在に至っています。
- 創建:弘仁11年(820年)
- 主祭神:天峡貫王
- 別名:朝倉宋廟八幡宮
- 河野氏、毛利氏、松平氏の祈願所
訪問者のためのヒントと注意点
矢矧神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。
- 例祭は5月3日に行われます。
- 獅子舞やにわか狂言などの神事が奉納されます。
- 駐車場は限られているため、公共交通機関のご利用をお勧めします。
- 神社内は禁煙です。
- ペットの同伴はご遠慮ください。
駐車場情報
矢矧神社には、専用の駐車場はありません。周辺のコインパーキングをご利用ください。
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |