浜松の湖上を渡御する舟形神輿

基本情報

曽許乃御立神社は、静岡県浜松市西区呉松町に鎮座する神社です。延喜式内社で、旧社格は県社です。

• 住所: 静岡県浜松市西区呉松町3586
• 電話番号: 053-525-6585
• アクセス: 天竜浜名湖鉄道・気賀駅から南西5km
• 例祭日: 10月8日・9日

例祭の主なイベントと催し物

曽許乃御立神社の例祭は、10月8日・9日の2日間行われます。例祭の主なイベントと催し物は以下の通りです。

稚児舞

神楽殿で行われる神事芸能で、幼稚園児から小学校1年生までの女児が金冠、白下着に赤着物、右手に赤扇子、左手に鈴、白足袋の衣装で舞います。舞台には御神体の鏡に幣束が供えられ、舞台周囲にはしめ縄と紫幕がめぐらされ結界としています。

御舟の渡御

本殿に祀られている御舟が氏子たちに担がれ、行列とともにおやすみ場（御旅所）まで渡御します。行列は、先頭、警鐸、鉾、大鉾、大神（天狗面、白装束、高下駄）、社名旗、弓矢、太刀、八幣神、御舟、大幣、斉主、大傘の順で並びます。御舟は長さ・高さともに1間あまりの大きさで、千石船を模しています。

おやすみ場でのお仮屋祀り

御舟がおやすみ場へ着くと中に祀られ、御多賀禰（おたかね）と呼ばれる一夜酒と強飯（こわいい）が供えられ、祈祷が行われます。かつては矢尻を石で研ぐ神事がありましたが、現在は廃絶しています。

御舟の帰還

おやすみ場で祈祷が行われた後、御舟はおやすみ場から出され、先ほどと同様に隊列を組んで本殿へと戻っていきます。

ご利益と神様

曽許乃御立神社のご利益は、学問の神様・合格祈願、商売繁盛、病気平癒、安産祈願・子宝、厄除け、交通安全、家内安全、勝負運です。御祭神は、武甕槌命（たけみかづちのみこと）です。

• 学問の神様・合格祈願：武甕槌命は、知恵と勇気の神様として知られており、学業成就や合格祈願に御利益があるとされています。
• 商売繁盛：武甕槌命は、勝負の神様としても知られており、商売繁盛や事業成功に御利益があるとされています。
• 病気平癒：武甕槌命は、病気平癒の神様としても知られており、病気平癒や健康祈願に御利益があるとされています。
• 安産祈願・子宝：武甕槌命は、安産祈願や子宝祈願にも御利益があるとされています。
• 厄除け：武甕槌命は、厄除けの神様としても知られており、厄除けや厄払い、厄年厄除けに御利益があるとされています。
• 交通安全：武甕槌命は、交通安全の神様としても知られており、交通安全や旅行安全に御利益があるとされています。
• 家内安全：武甕槌命は、家内安全の神様としても知られており、家内安全や家族円満に御利益があるとされています。
• 勝負運：武甕槌命は、勝負の神様としても知られており、勝負運アップや必勝祈願に御利益があるとされています。

由緒と歴史

曽許乃御立神社の創建は、奈良時代の神護景雲元年（767年）と伝えられています。常陸国（現在の茨城県）に鎮座する鹿島神宮の大神様が、大和国（現在の奈良県）の御蓋山（現在の奈良県 春日大社）に向かう御神幸の途次、当地の根本山にて御休憩された際に近郷住民がその御神徳を慕って社殿を建立し、分霊を祀ったのが始まりとされています。江戸時代には幕府から朱印地10石を下賜され、一時「鹿島大明神」と称しましたが、明治時代に入り旧郷に復し、近代社格制度の下、郷社に列し、のちに県社に昇格しました。

• 創建：奈良時代の神護景雲元年（767年）
• 御祭神：武甕槌命
• 旧社格：県社
• 由緒：常陸国（現在の茨城県）に鎮座する鹿島神宮の大神様が、大和国（現在の奈良県）の御蓋山（現在の奈良県 春日大社）に向かう御神幸の途次、当地の根本山にて御休憩された際に近郷住民がその御神徳を慕って社殿を建立し、分霊を祀ったのが始まりとされています。

訪問者のためのヒントと注意点

曽許乃御立神社を訪れる際のヒントと注意点は以下の通りです。

• 例祭は10月8日・9日に行われます。例祭期間中は、神楽殿で稚児舞が奉納されたり、本殿に祀られている御舟が氏子たちに担がれて行列とともに「おやすみ場」まで渡御したりするなど、様々な神事が行われます。
• 曽許乃御立神社は、浜名湖東岸の台地上に鎮座しています。公共交通機関を利用する場合は、天竜浜名湖鉄道・気賀駅から徒歩約20分です。
• 曽許乃御立神社には、無料の駐車場があります。
• 曽許乃御立神社は、静かな神社です。参拝の際は、他の参拝者の迷惑にならないようにしましょう。

駐車場情報

曽許乃御立神社には、無料の駐車場があります。駐車場は、神社の北側にあります。駐車場の収容台数は、約10台です。

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