甲賀の夏を彩る、華麗で勇壮な祇園の舞

基本情報

甲賀の総鎮守として崇敬を集める大鳥神社。祭神は素盞鳴命で、疫病退散の神として信仰されています。例祭である「大原祇園」は、県指定無形民俗文化財に指定されており、毎年7月23日、24日に開催されます。

• 住所：滋賀県甲賀市甲賀町鳥居野782
• 電話番号：0748-88-2008
• アクセス：JR草津線甲賀駅から徒歩20分
• 例祭日：7月23日、24日

例祭の主なイベントと催し物

大原祇園は、疫病退散を祈願する夏祭りで、県指定無形民俗文化財に指定されています。毎年7月23日、24日に開催され、多くの見物客で賑わいます。

宵宮祭

7月23日の宵宮祭では、氏子たちが提灯を灯した屋台を曳き回し、神社に参拝します。また、境内で神楽が奉納され、夜空を彩ります。

本祭

7月24日の本祭では、氏子たちが花笠を先頭に、花鉢や提灯を飾った屋台を曳き回し、神社に参拝します。また、境内で獅子舞や猿楽が奉納され、多くの人で賑わいます。

花奪神事

本祭のクライマックスは、花奪神事です。氏子たちが屋台に飾った造花を奪い合い、福を授かろうとします。この花奪神事は、大原祇園の最大の見どころです。

• 内容：氏子たちが屋台に飾った造花を奪い合う神事
• 特色：福を授かろうとする人々の熱気と興奮

ご利益と神様

大鳥神社のご利益は、疫病退散、無病息災、開運厄除、商売繁盛などです。祭神である素盞鳴命は、ヤマタノオロチを退治した英雄神として知られており、厄災を祓い、福徳を授ける神様として信仰されています。

• 疫病退散
• 無病息災
• 開運厄除
• 商売繁盛

由緒と歴史

大鳥神社の創建は、平安時代初期の882年と伝えられています。元々は、伊賀国阿拝郡河合郷篠山嶽に祀られていましたが、後に現在地に遷座されました。戦国時代には、甲賀忍者たちの崇敬を集め、甲賀の総鎮守として信仰されました。

• 創建：平安時代初期の882年
• 祭神：素盞鳴命
• 甲賀忍者の崇敬を集める

訪問者のためのヒントと注意点

大鳥神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例祭である「大原祇園」は、毎年7月23日、24日に開催されます。この期間中は、多くの見物客で賑わいますので、早めにお越しください。
• 神社には駐車場がありますが、台数に限りがあります。公共交通機関のご利用をおすすめします。
• 境内の撮影は自由ですが、神事や神楽の撮影はご遠慮ください。

駐車場情報

大鳥神社には、無料の駐車場が整備されています。ただし、台数に限りがありますので、公共交通機関のご利用をおすすめします。

• 台数：約20台
• 料金：無料
• 時間：午前9時から午後5時まで

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