時を超え受け継がれる、島田の華やかな帯まつり
基本情報
- 概要:3年に1度、10月中旬の3日間で開催される島田大祭。大井川鎮護や安産の神として信仰されている大井神社の祭りで、1695年(元禄8年)に神事祭式が定まり、初めて神輿が渡御されてから令和4年で110回を数えます。
- 住所:静岡県島田市本通及びその周辺
- アクセス:JR島田駅北口を出てすぐ
- 例祭日:令和6年10月8日(土)、9日(日)、10日(月・祝)
例祭の主なイベントと催し物
島田大祭の例祭では、神輿の渡御行列につくお供(大名行列・鹿島踊り・屋台等)が有名です。お供は、お渡り(祭りの最終日)以外はそれぞれが独立して町内外を巡ります。このお供の行列は、古くから島田宿の大井神社の氏子や町内ごとの祭典組織により構成されています。各町内会ごとの祭典組織を「街(がい)」といいます。
大名行列
大名行列は、島田大祭の華やかな見どころの一つです。行列は、大井神社から御旅所(御仮屋町)まで続き、大奴で有名な大名行列を先頭に、神輿渡御行列、鹿島踊(明治25年までは神輿の前)、屋台と続きます。長い行列のため、大井神社を最初の大名行列が出発してから鹿島踊が出るまで1時間あまりが必要です。
鹿島踊
鹿島踊は、島田大祭の伝統芸能の一つです。鹿島踊は、鹿島神宮の祭礼に由来するもので、五穀豊穣や無病息災を祈願する踊りです。鹿島踊は、色鮮やかな衣装をまとった踊り手が、太鼓や笛の音に合わせて踊ります。
屋台
屋台は、島田大祭のもう一つの見どころです。屋台は、各町内がそれぞれ独自に制作したもので、彫刻や絵画など、精巧な装飾が施されています。屋台は、行列の最後尾につき、行列の長さは約1キロにも及びます。
ご利益と神様
島田大祭のご利益は、五穀豊穣、無病息災、家内安全、商売繁盛などです。また、大井神社は安産の神としても知られており、安産祈願に訪れる人も多くいます。
- 五穀豊穣
- 無病息災
- 家内安全
- 商売繁盛
- 安産
由緒と歴史
島田大祭の起源は、1695年(元禄8年)に大井神社の神事祭式が定められたことに遡ります。当時は、神輿の渡御はなく、代官をはじめ宿役人、一般の宿民が供奉(ぐぶ)として行列に加わっていました。鹿島踊りや大奴もこの時代から加わっていました。
- 1695年(元禄8年):大井神社の神事祭式が定まる
- 鹿島踊りや大奴もこの時代から加わる
訪問者のためのヒントと注意点
島田大祭を訪れる際には、以下の点に注意してください。
- 開催期間中は交通規制が行われるため、公共交通機関を利用するか、時間に余裕を持って行動しましょう。
- 行列は非常に混雑するため、貴重品などの管理には十分注意しましょう。
- 屋台では食べ歩きを楽しむことができますが、食べ過ぎには注意しましょう。
駐車場情報
島田大祭の期間中は、大井川緑地公園無料駐車場が開放されます。駐車場から島田駅南口までは無料シャトルバスが運行します。
- 大井川緑地公園無料駐車場を利用しましょう。
- 駐車場から島田駅南口までは無料シャトルバスが運行しています。
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |