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大分ひょうたん祭り 2023年!伝統と幸せが交差する瞬間

12月

大分 ひょうたん祭り

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基本情報

村内柴山にある八幡社で行われるひょうたん祭りは、古くから伝わる伝統的な祭りです。
この祭りでは、大きなわらじをはいた“ひょうたん様”がその道案内をしながらひょうたんに入れた酒をふるまいます。
一行が里へと繰り出して行くが、その先導をするのがひょうたん様。その姿が何とも奇抜で、非常に注目を集めています。

  • 開催日:2023年12月3日 13:00~(毎年12月第1日曜日)
  • 場所:村内柴山地区、柴山八幡社周辺
  • 所在地:〒8797401 大分県豊後大野市千歳町新殿千歳村新殿706-1
  • 駐車場:100台程度駐車可能
  • 交通アクセス:大分駅より豊肥線犬飼駅若くは管生駅下車犬飼駅よりバス5分で大迫バス停下車徒歩15分、管生駅より徒歩15分

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のらり1キロ2時間

「よいしょ」「よいしょ」「ひょうたん様のお通りだ!」というかけ声とともに、一行が練り歩きます。
祭礼は建久年間(12世紀末)から始まり、氏子の中から交代で定められる座組という組織が執行します。
ひょうたん様も年交代で、選ばれた人には幸運がもたらされると言われています。

  • 沿道の参拝者には、首から下げたひょうたんに満たした神酒5リットル強を振る舞う。
  • 続く行列は騎馬の武士1人と馬方2人、さらにやり持ち、そしてみこしなど。

祭りの歴史と意義

柴山八幡社は宇佐神宮の分霊を祭るとされており、1450年(宝徳2)年の棟札には「豊後州天部郡内」との記述があるという。
伝えによると、一時は海部郡に属していた可能性もあり、それは千歳地域をめぐる複雑な領有の歴史と関係しているらしい。

  • 八幡社辺りは大野川河岸段丘の地形が実に素晴らしい。
  • 対岸の国道326号から見下ろすと、川沿いに幾重にも積み重なる平地の風景が見事である。

ひょうたん様の特徴と祭りの見どころ

大わらじをはいた「ひょうたん様」が村を練り歩きます。
腰にぶらさげた大ひょうたんには、三升のお神酒が入っており、「五穀豊穣、健康になる酒じゃあ」と言いながら、沿道を埋めた見物人にこの酒を振る舞います。
「よいしょ、よいしょ」のかけ声で、1㎞の道を2時間もかけて練り歩くユーモラスな姿が幸せな笑いを誘います。

  • 今年の大わらじは長さ1.1メートル、幅45センチ、片足の重さが約7キロ。
  • 高畑地区下組の住民が編み上げ、同地区の加藤三男さん(70)がひょうたん様を務めた。