放生会(読み方:ほうじょうや・ほうじょうえ)
基本情報
このお祭りは「万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝する」ことを目的としており、その起源は1000年以上前にさかのぼります。
特に筥崎宮で行われる放生会は、福岡市無形民俗文化財に指定されており、参道一帯には数百軒の露店が立ち並ぶ九州随一の秋祭りとして知られています。
- 開催日:(令和6年) 2024年9月12日(木)~2024年9月18日(水)
- 開催時間:10:00〜24:00
- 住所:福岡県東区箱崎1丁目22-1
- 開催場所:筥崎宮(はこざきぐう)全域
放生会の歴史
概要: 放生会の歴史は仏教の教えに基づき、殺生を戒めることに重点を置いています。
仏教の五戒、特に不殺生の教えがこの祭りの根底にあります。
中国の南北朝時代末に智顗が始めた放生の行いが日本に伝わり、放生会が発展しました。
日本での初出は「日本書紀」に見られ、宇佐神宮で最初に行われたとされています。
アクセス情報と駐車場
放生会へのアクセスは天神から約15分、
中洲川端駅から貝塚方面行きに乗り換え、箱崎宮前駅で下車すると、地下鉄の出口が露店の並ぶ参道に直結しています。
駐車場は筥崎宮前駐車場と特別駐車場が利用可能ですが、1日1,000円で、混雑が予想されます。
屋台と社日餅
概要: 放生会には約500軒の露店が立ち並び、様々な食べ物や商品を楽しむことができます。
中でも筥崎宮名物の社日餅(やきもち)は、白餅とよもぎ餅の二種類があり、外はもちもち、中は甘さ控えめの粒あんが特徴です。
参道の露店堀屋で販売されており、放生会のお土産に最適です。
放生会の神事とイベント
概要: 放生会では、御神輿行列、放生会大祭、稚児行列・放生神事などの神事が行われます。
また、「神賑わい(かみにぎわい)」と呼ばれるステージでは、アコースティックライブや大道芸、和太鼓、神楽などの演奏が楽しめます。
お化け屋敷や見世物小屋など、多様な娯楽が提供され、放生会の魅力をより一層高めています。
- 主な神事: 御神輿行列(9月12日)、放生会大祭(9月15日)、稚児行列・放生神事(9月18日)
- イベント: 筑前博多独楽(9月15日)、博多金獅子太鼓(9月15日)、豊前神楽(9月16日)、野和太鼓(9月17日)、折尾神楽(9月18日)
放生会の歴史と背景
放生会の歴史は、仏教の教えに深く根ざしています。仏教の「五戒」、特に不殺生の教えが放生会の根幹をなしており、
その中でも特に「金光明経」に記された話や、中国の南北朝時代末の智顗の行為が日本に伝わりました。これらの教えや行為が、
日本各地の八幡神社を中心に広まり、放生会として発展しました。
また、日本史上の初出は「日本書紀」にあり、宇佐神宮の放生会は、天平16年(744年)に始まったとされています。
放生会の主なイベントと名物
放生会では、御神輿行列、放生会大祭、稚児行列・放生神事などの神事が行われます。
また、筥崎宮名物の社日餅(やきもち)、お化け屋敷、見世物小屋などが楽しめます。
特に「神賑わい」ではアコースティックライブや和太鼓、神楽の演奏などが行われ、参道には約500軒の露店が並びます。
放生会では、新生姜の販売も行われ、これは筥崎宮の歴史と深い関連があります。
放生会の歴史と背景
博多どんたく
博多祇園山笠
放生会