小矢部で400年以上続く奇祭！酒つぎ回る男衆

基本情報

小矢部市下後亟（しもごぜ）地区の奇祭「酒とり祭」は、300年以上の歴史を持つとされる富山県小矢部市下後亟神明社春季例祭です。江戸時代に災厄が続き、大量のお神酒を供えて振る舞えば、無病息災と五穀豊穣がかなうとお告げがあったとされます。

• 住所：富山県小矢部市下後亟640
• 電話番号：0766-67-1567（小矢部市観光協会）
• アクセス：小矢部東ICから車で1分
• 例祭日：4月第4日曜日

例祭の主なイベントと催し物

酒とり祭の最大の見どころは、ふんどし一丁の裸足の男衆が神酒を参拝客に振る舞う「酒とり」です。男衆は、神事と下後亟獅子舞保存会による演技に続き、拝殿から駆け下りてきて、参拝客の紙コップについで回ります。一升瓶15本分がなくなるまで繰り返し、ひしゃくのお神酒を勢いよく宙にまく場面もあります。

獅子舞奉納

酒とり祭では、下後亟獅子舞保存会による獅子舞が奉納されます。獅子舞は、五穀豊穣や無病息災を祈願する伝統芸能で、勇壮な舞が特徴です。

• 内容：五穀豊穣や無病息災を祈願する伝統芸能
• 特色：勇壮な舞と華やかな衣装

浦安の舞

浦安の舞は、神楽殿で奉納される舞で、五穀豊穣や無病息災を祈願するものです。優雅な舞と美しい装束が見どころです。

• 内容：五穀豊穣や無病息災を祈願する舞
• 特色：優雅な舞と美しい装束

ご利益と神様

酒とり祭は、五穀豊穣と無病息災を祈願するお祭りです。祭神は、天照大神、素盞嗚尊、月読命の三神です。天照大神は、太陽神であり、五穀豊穣の神として知られています。素盞嗚尊は、海の神であり、厄除けの神として知られています。月読命は、月の神であり、縁結びの神として知られています。

• 五穀豊穣
• 無病息災
• 厄除け
• 縁結び

由緒と歴史

酒とり祭の起源は、300年以上前までさかのぼります。江戸時代に、この地域に疫病が流行した際、神明社に五穀豊穣と無病息災を祈願したところ、疫病が収まったと伝えられています。それ以来、毎年4月の第4日曜日に酒とり祭が開催されるようになりました。

• 300年以上前の起源
• 疫病退散の祈願
• 五穀豊穣と無病息災

訪問者のためのヒントと注意点

酒とり祭を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 開催日は4月の第4日曜日です。
• 駐車場は限られているため、公共交通機関の利用がおすすめです。
• 酒とり祭は、裸の男衆が神酒を振る舞うため、肌の露出が多い服装は避けたほうがよいでしょう。
• 神事や獅子舞の奉納など、神聖な儀式が行われるため、マナーを守って見学しましょう。

駐車場情報

酒とり祭の駐車場は、限られています。そのため、公共交通機関の利用がおすすめです。最寄りの駅は、JR小矢部駅です。小矢部駅から、徒歩約15分で神明社に到着します。

• 駐車場は限られている
• 公共交通機関の利用がおすすめ
• 最寄りの駅はJR小矢部駅
• 小矢部駅から徒歩約15分

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