今里のノゴト、大和の野神行事

基本情報

• 住所：奈良県大和高田市今里町11-27
• 電話番号：非公開
• アクセス：近鉄南大阪線「今里駅」から徒歩約10分
• 例祭日：5月4日

例祭の主なイベントと催し物

今里神社の例祭は、5月4日に行われる「今里のノゴト」です。この祭りは、稲作の守護神を祀る「野神」の行事のひとつで、奈良県の無形民俗文化財に指定されています。

御霊入れ

例祭当日の朝、まず「一本木跡」に「御霊入れ」が行われます。これは、神霊を神輿に遷す儀式で、神職が祝詞を奏上し、参拝者が玉串を奉納します。

神輿渡御

御霊入れの後、神輿が公民館へと渡御します。渡御の行列は、神職や氏子、地元住民などで構成され、威勢の良い掛け声とともに町内を練り歩きます。

神事

神輿が公民館に到着すると、神事が行われます。神職が祝詞を奏上し、参拝者が玉串を奉納します。また、餅まきや福引などの催し物も行われます。

直会

神事の後は、直会が行われます。直会は、神様にお供えした料理を参拝者でいただくもので、親睦を深める場となっています。

ご利益と神様

今里神社のご利益は、五穀豊穣、家内安全、商売繁盛などです。また、縁結びや子宝にもご利益があるとされています。祀られている神様は、少彦名命（すくなひこなのみこと）と大己貴命（おおなむちのみこと）です。少彦名命は、医薬の神様として知られており、大己貴命は、国土開発の神様として知られています。

由緒と歴史

今里神社の創建は、平安時代初期と伝えられています。当時は、この地に「今里の野神」と呼ばれる祠があり、人々が五穀豊穣を祈願していました。その後、鎌倉時代に少彦名命と大己貴命が祀られるようになり、今里神社となりました。江戸時代には、大和国一之宮の石上神宮の末社となり、多くの参拝者を集めました。

訪問者のためのヒントと注意点

今里神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 神社の駐車場はありません。公共交通機関または徒歩でお越しください。
• 神社内は禁煙です。
• 神社の敷地内には、飲食店や売店はありません。飲み物や食べ物は、事前にご用意ください。
• 神社の拝観料は無料です。

駐車場情報

今里神社には、専用の駐車場はありません。公共交通機関または徒歩でお越しください。お車でお越しの場合は、近隣の有料駐車場をご利用ください。

近年流行っている出店・屋台