人麻呂神社のすすつけ祭りで真っ黒になろう！

基本情報

• 概要：柿本人麻呂を祀る神社。毎年5月4日に「すすつけ祭り」が行われる。
• 住所：奈良県橿原市地黄町445
• 電話番号：なし
• アクセス：近鉄大和八木駅より徒歩約15分
• 例祭日：5月4日

例祭の主なイベントと催し物

人麿神社の例祭は、5月4日に行われる「すすつけ祭り」です。この祭りは、無病息災や五穀豊穣を祈願する野神祭りの一つで、県指定無形民俗文化財に指定されています。祭りの最大の見どころは、子どもたちが墨を塗り合っって真っ黒になる「すすつけ」です。この「すすつけ」は、豊作を願うもので、子どもたちが全身真っ黒になるほど豊作になると言われています。

すすつけ

「すすつけ」は、子どもたちが墨を塗り合っって真っ黒になる行事です。この「すすつけ」は、豊作を願うもので、子どもたちが全身真っ黒になるほど豊作になると言われています。墨は、かつてかまどで使われていたすすを溶かしたもので、子どもたちはパンツ一丁になって墨を塗り合います。墨を塗られた子どもたちは、境内を走り回って墨を付け合い、全身真っ黒になります。

絵馬奉納

「すすつけ」の後は、子どもたちが絵馬を奉納します。絵馬には、農耕作業の牛馬や鋤・鍬などの農具の絵が描かれています。子どもたちは、絵馬を奉納することで、五穀豊穣を祈願します。

ジャや絵馬、お供えを担いで野神参り

翌5日の早朝4時に、宿泊（お籠り）した子供と保存会役員は、ジャや絵馬、お供えを担いで野神参りに出発します。行きは声を立てないよう静かに行進しますが、お参りを済ませた帰り道は子供達は大声で「ノーガミさんオークッタ（送った）、ジージもバーバも早よ起きよ！」と囃子ながら元気良く戻ってきます。村のジジババは、元気な声を聞いて次世代の子供達が農業繁栄の役目を果たした宣言と受け取り、喜び祝い合います。

ご利益と神様

人麿神社のご利益は、無病息災、五穀豊穣、厄除け、開運招福などです。祭神である柿本人麻呂は、万葉集に多くの和歌を残したことで知られる歌人で、和歌の神様としても信仰されています。

• 無病息災
• 五穀豊穣
• 厄除け
• 開運招福
• 和歌の神様

由緒と歴史

人麿神社の創建は不詳ですが、葛城市の柿本神社から勧請されたと伝えられています。江戸時代には、人丸大明神社、柿本人麻呂大明神社などと呼ばれていました。明治時代に現在の社名に改称されました。

• 創建は不詳
• 葛城市の柿本神社から勧請
• 江戸時代には、人丸大明神社、柿本人麻呂大明神社などと呼ばれていた
• 明治時代に現在の社名に改称

訪問者のためのヒントと注意点

人麿神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例祭である「すすつけ祭り」は、5月4日に行われます。
• 「すすつけ祭り」では、子どもたちが墨を塗り合っって真っ黒になります。
• 「すすつけ祭り」に参加する場合は、汚れてもよい服装でお越しください。
• 人麿神社には駐車場がありません。公共交通機関でお越しください。

駐車場情報

人麿神社には駐車場がありません。公共交通機関でお越しください。

近年流行っている出店・屋台