榊祭り 火と榊で無病息災を祈る
基本情報
信州の奇祭として名高い榊祭りは、火と榊によって一切の不浄を払い浄め、五穀豊穣や無病息災を祈る大伴神社の例祭です。
- 住所:長野県佐久市望月223
- 電話番号:0267-53-4853
- アクセス:上信越自動車道 佐久ICから車で25分、中部横断自動車道 佐久南ICから車で25分、JR佐久平駅から車で20分
- 例祭日:8月15日
例祭の主なイベントと催し物
榊祭りのメインイベントは、8月15日の夜に行われる「たいまつ行列」です。数百人もの若者が手に手にたいまつを掲げて、望月橋までの約2キロを駆け下り、その火を鹿曲川へと投げ込みます。闇夜に長い火の弧を描き、川面に落ちるその様はまるで火の滝。美しくも荘厳で、見るものの心をも熱く狂わせます。
たいまつ行列
たいまつ行列は、榊祭りのクライマックスを飾るイベントです。若者たちが手にしたたいまつの炎が闇夜を照らし、幻想的な雰囲気を醸し出します。たいまつの火は、五穀豊穣や無病息災を祈るという意味が込められています。
- 内容:若者たちがたいまつを掲げて行列をなす
- 特色:幻想的な雰囲気と五穀豊穣や無病息災を祈る意味合い
神輿渡御
神輿渡御は、榊祭りのもう一つのメインイベントです。榊の神輿が町内を巡行し、五穀豊穣や無病息災を祈願します。神輿は、若者たちが担ぎ、威勢の良い掛け声が響き渡ります。
- 内容:榊の神輿が町内を巡行する
- 特色:五穀豊穣や無病息災を祈願する神事
露店
榊祭りには、多くの露店が立ち並びます。焼きそば、たこ焼き、りんご飴など、さまざまな屋台グルメを楽しむことができます。また、地元の特産品を販売する露店もあり、お土産選びにも最適です。
- 内容:さまざまな屋台グルメや特産品を販売する露店が立ち並ぶ
- 特色:地元の食文化や特産品に触れられる
ご利益と神様
榊祭りは、五穀豊穣や無病息災を祈るお祭りです。また、榊の神輿は、悪病を払い除けるご利益があるとされています。榊神社のご祭神は、天忍日命(あめのおしひのみこと)、天道根命(あめのみちねのみこと)、月読命(つくよみのみこと)の三柱です。
- 五穀豊穣
- 無病息災
- 悪病退散
由緒と歴史
榊神社の創建は不詳ですが、平安時代の延喜式に記載されていることから、1000年以上前に創建されたと推定されています。榊祭りの起源は、景行天皇の時代にまで遡ります。景行天皇が信濃国を巡幸した際、この地に立ち寄り、馬に乗って鹿曲川を渡りました。その際、天皇の馬が榊の木に引っかかり、天皇は榊の木に神が宿っていることを感じ取り、榊神社を創建したと伝えられています。
- 平安時代の延喜式に記載
- 景行天皇の時代に創建
- 榊の木に神が宿っている
訪問者のためのヒントと注意点
榊祭りは、毎年8月15日に行われます。たいまつ行列は、19時からスタートします。神輿渡御は、10時からスタートします。榊神社は、JR佐久平駅から車で20分のところにあります。駐車場は、神社の近くに有料駐車場があります。
- 榊祭りは、毎年8月15日に行われる
- たいまつ行列は、19時からスタート
- 神輿渡御は、10時からスタート
- 榊神社は、JR佐久平駅から車で20分のところにある
- 駐車場は、神社の近くに有料駐車場がある
駐車場情報
榊神社の近くには、有料駐車場がいくつかあります。駐車料金は、1回500円です。また、榊神社から徒歩5分ほどのところに、無料の臨時駐車場もあります。臨時駐車場は、榊祭りの期間中のみ開放されます。
- 榊神社の近くに、有料駐車場がいくつかある
- 駐車料金は、1回500円
- 榊神社から徒歩5分ほどのところに、無料の臨時駐車場がある
- 臨時駐車場は、榊祭りの期間中のみ開放される
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |