木曽の夏を彩る天下の奇祭

基本情報

水無神社の例祭は、木曽の総鎮守として古くから崇敬される水無神社の例大祭です。毎年7月22日・23日に行われ、重さ約100貫（約400kg）の白木の神輿を壊れるまでまくる（転がす）という奇祭「みこしまくり」が有名です。

• 住所：長野県木曽郡木曽町福島1078
• 電話番号：0264-22-3000（木曽おんたけ観光局）
• アクセス：JR中央本線「木曽福島駅」下車、徒歩20分
• 例祭日：7月22日・23日

例祭の主なイベントと催し物

水無神社の例祭の主なイベントは、「みこしまくり」です。重さ約100貫（約400kg）の白木の神輿を、壊れるまでまくる（転がす）という奇祭で、毎年多くの人が見物に訪れます。

みこしまくり

みこしまくりは、水無神社の創建伝承にちなむ神事です。平安時代の初期、飛騨の国（現在の岐阜県宮村）の飛騨一ノ宮「水無神社」から、木曽に杣・匠仕事をするために宗助（惣助）・幸助の兄弟が出向いていました。あるとき、一揆の戦乱で神社が戦火に見舞われようとしていました。信仰心の厚い2人は、神社の御神体を危険から守るため、それを御輿に納めて木曽へと運び出そうとしました。
幾多の山、谷を越え、飛騨と信濃の国境の長峰峠まで来たとき、追ってきた村人が追いついてきました。村人との間で御輿は取り合いになったが、2人は互いに名を呼んで励まし合い、なんとか木曽まで御輿を運ぼうとしました。村人ともみ合い、押し合いをしている間に、御輿は肩から外れて地面に落ちてしまいました。そこで2人は峠の上から御輿を転がしてまで、なんとか追っ手を逃れようとしたのです。そうしたもみ合いの末、御輿は無事木曽へとたどり着き、御神体は神社へ奉納されました。木曽の人々は2人の兄弟の偉業を称え、歓迎したという。そして今日、この故事にならって「宗助！幸助！」の掛け声と共に、御輿が豪快にまくられるのです。

• 内容：重さ約100貫（約400kg）の白木の神輿を壊れるまでまくる（転がす）神事
• 由来：水無神社の創建伝承にちなむ
• 見どころ：「宗助！幸助！」の掛け声とともに、御輿が豪快にまくられる様子

宵宮祭

例祭の前夜に行われる宵宮祭では、神輿渡御や獅子舞などの奉納が行われます。

• 内容：神輿渡御、獅子舞などの奉納
• 見どころ：華やかな神輿渡御や、勇壮な獅子舞

花火大会

例祭の2日目には、花火大会が開催されます。木曽谷に響き渡る花火の音と、夜空を彩る美しい花火は必見です。

• 内容：花火大会
• 見どころ：木曽谷に響き渡る花火の音と、夜空を彩る美しい花火

ご利益と神様

水無神社のご利益は、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、厄除け、交通安全などです。また、水の神様として、水に関わる仕事をしている人々からも信仰されています。

• 五穀豊穣
• 商売繁盛
• 家内安全
• 厄除け
• 交通安全
• 水に関わる仕事をしている人々の守護

由緒と歴史

水無神社の創建は、平安時代の初期と伝えられています。飛騨の国（現在の岐阜県宮村）の飛騨一ノ宮「水無神社」から、木曽に杣・匠仕事をするために宗助（惣助）・幸助の兄弟が出向いていました。あるとき、一揆の戦乱で神社が戦火に見舞われようとしていました。信仰心の厚い2人は、神社の御神体を危険から守るため、それを御輿に納めて木曽へと運び出そうとしました。
幾多の山、谷を越え、飛騨と信濃の国境の長峰峠まで来たとき、追ってきた村人が追いついてきました。村人との間で御輿は取り合いになったが、2人は互いに名を呼んで励まし合い、なんとか木曽まで御輿を運ぼうとしました。村人ともみ合い、押し合いをしている間に、御輿は肩から外れて地面に落ちてしまいました。そこで2人は峠の上から御輿を転がしてまで、なんとか追っ手を逃れようとしたのです。そうしたもみ合いの末、御輿は無事木曽へとたどり着き、御神体は神社へ奉納されました。木曽の人々は2人の兄弟の偉業を称え、歓迎したという。そして今日、この故事にならって「宗助！幸助！」の掛け声と共に、御輿が豪快にまくられるのです。

訪問者のためのヒントと注意点

水無神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例祭期間中は、非常に混雑します。時間に余裕を持って参拝するようにしましょう。
• みこしまくりは、迫力満点ですが、危険を伴う神事です。安全な場所から見学するようにしましょう。
• 水無神社には、無料の駐車場はありません。周辺の有料駐車場を利用するか、公共交通機関を利用しましょう。

駐車場情報

水無神社には、無料の駐車場はありません。周辺の有料駐車場を利用するか、公共交通機関を利用しましょう。

• 木曽福島駅前駐車場（有料）
• 木曽福島中央駐車場（有料）
• 木曽福島観光駐車場（有料）

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