那智の扇祭り　火の粉舞い散る幻想的な世界

基本情報

熊野那智大社は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1に鎮座する神社です。熊野三山の1社で、主祭神は熊野夫須美大神です。

• 住所: 〒649-5311 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
• 電話番号: 0735-55-0321
• アクセス: JR紀伊勝浦駅からバスで約25分
• 例祭日: 7月14日

例祭の主なイベントと催し物

熊野那智大社の例祭は、7月14日に行われる「那智の扇祭り」です。このお祭りは、熊野三山の神々が那智の滝に里帰りする様子を表した神事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

扇神輿渡御

例大祭のクライマックスを飾る神事です。12基の扇神輿が、那智大社から那智の滝までを練り歩きます。扇神輿は、高さ6メートル、幅1メートルの細長い框に赤緞子を張り、金地に朱の日の丸を描いた扇を組み合わせたもので、那智の大滝を表しています。

大松明

扇神輿渡御の際に、12本の大きな松明が奉納されます。これらの松明は、重さ約50キロもあり、地元の人々が奉仕して作っています。松明に火が灯されると、その炎は夜空を照らし、幻想的な雰囲気を醸し出します。

那智田楽

那智の扇祭りのもう一つの見どころが、那智田楽です。那智田楽は、室町時代に京都から伝わったとされる芸能で、笛、腰太鼓、編木を演奏しながら、田植えや稲刈りの様子を表現した舞を披露します。那智田楽は、国の重要無形民俗文化財に指定されており、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

ご利益と神様

熊野那智大社のご利益は、縁結び、厄除け、開運、商売繁盛などです。主祭神の熊野夫須美大神は、縁結びの神様として知られており、恋愛成就や夫婦円満を願う人々が多く参拝しています。また、熊野那智大社は、熊野三山の1社であり、熊野信仰の中心地として古くから崇敬を集めてきました。そのため、厄除けや開運を願う人々も数多く訪れます。

• 縁結び
• 厄除け
• 開運
• 商売繁盛

由緒と歴史

熊野那智大社は、創建年代は不詳ですが、平安時代にはすでに存在していたとされています。熊野那智大社は、熊野三山の1社であり、熊野信仰の中心地として古くから崇敬を集めてきました。熊野那智大社の本殿は、国の重要文化財に指定されており、平安時代の建築様式をよく残しています。

• 創建年代は不詳
• 平安時代にはすでに存在
• 熊野三山の1社
• 熊野信仰の中心地
• 本殿は国の重要文化財

訪問者のためのヒントと注意点

熊野那智大社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 熊野那智大社は、山の上にあるため、歩きやすい靴を履いていくことをおすすめします。
• 熊野那智大社は、例祭期間中は非常に混雑します。時間に余裕を持って参拝するようにしましょう。
• 熊野那智大社には、駐車場が少ないため、公共交通機関を利用することをおすすめします。

駐車場情報

熊野那智大社には、駐車場が少ないため、公共交通機関を利用することをおすすめします。しかし、車で行く場合は、以下の駐車場を利用することができます。

• 熊野那智大社駐車場（有料）
• 那智勝浦町営駐車場（有料）
• 民間の駐車場（有料）

近年流行っている出店・屋台