大町市鹿島神社の例祭　子供流鏑馬が圧巻

基本情報

• 住所：長野県大町市大町俵町2097
• 電話番号：0261-22-1626
• アクセス：JR信濃大町駅から徒歩6分
• 例祭日：7月第4日曜日とその前日

例祭の主なイベントと催し物

若一王子神社の例祭は、7月第4日曜日とその前日に行われる大町市最大の祭りです。例祭のメインイベントは、全国でも数少ない子供の流鏑馬です。流鏑馬とは、馬上から的に向かって矢を射る神事です。若一王子神社の流鏑馬は、平安時代から続く伝統ある神事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

流鏑馬

流鏑馬は、10騎の騎手が、中央通りを行進して境内に集合し、多くの観衆の見守る中で白木を扇形に組んだ的に向かって馬上から矢を射ます。流鏑馬の起源は、承久3年（1221）後鳥羽上皇が北条義時追討の命令を出したとき、院の西面の警護を仰せつかり、上皇に忠誠を誓った仁科盛遠が、出陣に際し神前に流鏑馬を奉納し、武運を祈ったことに始まったと伝えられています。

• 内容：馬上から的に向かって矢を射る神事
• 特色：平安時代から続く伝統ある神事
• 見どころ：10騎の騎手が勇壮に矢を射る姿

舞台（山車）

流鏑馬の他にも、例祭では舞台（山車）が町内を巡行します。舞台は、各町内が趣向を凝らして制作したもので、中には高さ10メートルを超えるものもあります。舞台の上では、子供たちが踊りや演奏を披露します。

• 内容：各町内が制作した舞台が町内を巡行
• 特色：高さ10メートルを超えるものもある
• 見どころ：子供たちの踊りや演奏

稚児行列

例祭の前日には、稚児行列が行われます。稚児行列は、子供たちが平安時代の衣装を身にまとい、町内を練り歩く行列です。稚児行列は、若一王子神社の例祭を告げる風物詩となっています。

• 内容：子供たちが平安時代の衣装を身にまとい、町内を練り歩く行列
• 特色：若一王子神社の例祭を告げる風物詩
• 見どころ：子供たちの華やかな衣装と笑顔

ご利益と神様

若一王子神社のご利益は、五穀豊穣、厄除け、開運、商売繁盛などです。また、子供の成長や学業成就にもご利益があるとされています。若一王子神社の御祭神は、大己貴命（おおなむちのみこと）と少彦名命（すくなひこなのみこと）です。大己貴命は、国造りの神様として知られており、少彦名命は、医薬の神様として知られています。

• 五穀豊穣
• 厄除け
• 開運
• 商売繁盛
• 子供の成長
• 学業成就

由緒と歴史

若一王子神社の創建は、平安時代初期の807年（大同2年）と伝えられています。当時は、鹿島大明神と呼ばれており、鹿島神宮から勧請されたとされています。若一王子神社は、大町市の中心部に位置し、古くから町民の信仰を集めてきました。1534年（天文3年）には、大地震により社殿が倒壊しましたが、その後再建されました。現在の社殿は、1636年（寛永13年）に再建されたものです。

• 創建：807年（大同2年）
• 御祭神：大己貴命、少彦名命
• 鹿島神宮から勧請
• 1534年（天文3年）に大地震で社殿倒壊
• 1636年（寛永13年）に再建

訪問者のためのヒントと注意点

若一王子神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例祭期間中は、大変混雑します。時間に余裕を持って出かけましょう。
• 駐車場は、神社の近くに有料駐車場があります。
• 神社内は、禁煙です。
• ペットの同伴は、ご遠慮ください。

駐車場情報

若一王子神社の近くには、有料駐車場がいくつかあります。神社の西側にある「若一王子神社駐車場」は、収容台数が多く、便利です。また、神社の南側にある「大町市営駐車場」も利用できます。

• 若一王子神社駐車場
• 収容台数：約100台
• 料金：1日500円
• 大町市営駐車場
• 収容台数：約50台
• 料金：1日300円

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