真夏の夜、炎と榊が舞う幻想的な火祭り

基本情報

榊神社の例祭は、長野県佐久市望月263にある大伴神社の例祭です。大伴神社は、延長5年（927年）編纂の『延喜式神名帳（えんぎしきじんみょうちょう）』に記載される「佐久三座」の一つです。他の二社は長倉神社と英多神社です。

• 住所: 長野県佐久市望月263
• 電話番号: 0267-53-3111（佐久市望月支所）
• アクセス: JR佐久平駅からタクシーで30分
• 例祭日: 8月15日

例祭の主なイベントと催し物

榊神社の例祭は、毎年8月15日に行われる火祭りです。100人を超える老若男女が、松明を手に山から駆け下り、その炎を次々に鹿曲川へと投げ込みます。さらに、榊の神輿を激しく地面に叩き付け、水を掛け合い、深夜にまでわたって執り行われます。火と榊によって一切の不浄を払い浄め、五穀豊穣や無病息災を祈る、荒々しくも幻想的な火祭りです。

オープニングセレモニー

例祭のオープニングを飾るセレモニーです。神職や地元の代表者が出席し、榊神社の例祭の開催を宣言します。

子ども神輿

地元の子どもたちが、榊の神輿を担いで町内を練り歩きます。子どもたちの元気な声が、例祭の雰囲気を盛り上げます。

横笛

地元の横笛奏者による演奏が行われます。横笛の美しい音色が、例祭の夜を彩ります。

船引き

地元の若者たちが、榊の神輿を乗せた船を鹿曲川の上流まで引き上げます。船が川を進むにつれて、沿岸には多くの見物客が集まります。

松明

例祭のクライマックスを飾るイベントです。100人を超える老若男女が、松明を手に山から駆け下り、その炎を次々に鹿曲川へと投げ込みます。火の粉が舞う中、人々が歓声を上げる様子は圧巻です。

望月太鼓

地元の太鼓グループによる演奏が行われます。望月太鼓の力強いリズムが、例祭の夜を盛り上げます。

花火

例祭のフィナーレを飾る花火大会です。夜空に打ち上げられる花火が、例祭の夜を華やかに彩ります。

民踊流し

地元の民踊グループによる踊りが披露されます。民踊流しの華やかな衣装と軽快なリズムが、例祭の夜を盛り上げます。

榊神輿

榊神社の神輿が、町内を練り歩きます。神輿の周りには、多くの参拝客が集まり、榊神社の御神徳を仰ぎます。

獅子舞

地元の獅子舞グループによる舞いが披露されます。獅子舞の勇壮な舞が、例祭の夜を盛り上げます。

ご利益と神様

榊神社のご利益は、五穀豊穣、無病息災、厄除け、家内安全などです。また、榊神社には、木之花咲夜姫命（このはなさくやひめのみこと）が祀られています。木之花咲夜姫命は、山の神であり、火の神でもあります。そのため、榊神社は、山岳信仰や火伏せ信仰の神社としても知られています。

• 五穀豊穣
• 無病息災
• 厄除け
• 家内安全
• 山岳信仰
• 火伏せ信仰

由緒と歴史

榊神社の創建は、平安時代初期の806年（大同元年）と伝えられています。当時は、大伴神社の境内にあったとされますが、1582年（天正10年）に現在地に遷座されました。榊神社は、佐久地方の総鎮守として崇敬を集めており、毎年8月15日に行われる例祭は、佐久地方を代表する火祭りとして知られています。

• 創建：806年（大同元年）
• 遷座：1582年（天正10年）
• 佐久地方の総鎮守
• 例祭：8月15日

訪問者のためのヒントと注意点

榊神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例祭は、毎年8月15日に行われます。例祭期間中は、榊神社周辺は大変混雑しますので、公共交通機関のご利用をおすすめします。
• 榊神社には、駐車場がありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。
• 榊神社は、山の中腹に位置しています。歩きやすい靴でご参拝ください。
• 榊神社は、火祭りで有名です。火の取り扱いには十分ご注意ください。

駐車場情報

榊神社には、駐車場がありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。榊神社周辺には、以下のコインパーキングがあります。

• 榊神社前パーキング
• 望月駅前パーキング
• 佐久平駅南口パーキング

近年流行っている出店・屋台