姫路の夏を彩る、牛頭天王の勇壮な御田植祭

基本情報

廣峯神社は、兵庫県姫路市広嶺山52に鎮座する神社です。牛頭天王を祀り、祇園社の総本宮とされています。

• 住所: 兵庫県姫路市広嶺山52
• 電話番号: 079-288-4777
• アクセス: 山陽姫路駅から神姫バス「広峰」下車、徒歩約30分
• 例祭日: 4月3日

例祭の主なイベントと催し物

廣峯神社の例祭は、4月3日に行われる「御田植祭」が有名です。このお祭りは、五穀豊穣を祈願するもので、1000年以上前から続く伝統行事です。例祭では、以下のイベントや催し物が開催されます。

御田植祭

御田植祭は、神社境内に設けられた仮田で、早乙女たちが早稲、中稲、晩稲の苗を植える神事です。早乙女たちは、桃の花の髪飾りをつけて、田植え唄を歌いながら苗を植えます。この神事は、五穀豊穣と子孫繁栄を祈願するものです。

祈穀祭

祈穀祭は、4月18日に行われるお祭りで、御田植祭で植えた苗の成長を祈願するものです。このお祭りでは、神職が祝詞を奏上し、五穀豊穣を祈願します。また、神楽殿では、巫女による神楽が奉納されます。

走馬式

走馬式は、祈穀祭の後に開催される神事です。この神事では、3頭の馬が神社の境内を駆け抜けます。この神事は、五穀豊穣と厄除けを祈願するものです。

• 内容：五穀豊穣と厄除けを祈願する神事
• 特色：3頭の馬が神社の境内を駆け抜ける

ご利益と神様

廣峯神社のご利益は、五穀豊穣、厄除け、子孫繁栄、縁結びなどです。祀られている神様は、牛頭天王（ごずてんのう）です。牛頭天王は、インドの神である帝釈天の化身とされ、疫病や災害を防ぐ神様として信仰されています。

• 五穀豊穣
• 厄除け
• 子孫繁栄
• 縁結び

由緒と歴史

廣峯神社の創建は、奈良時代の733年と伝えられています。吉備真備が、中国から帰国した際に、広峰山山頂に牛頭天王を祀ったのが始まりとされています。その後、平安時代には、清和天皇の勅願所となり、鎌倉時代には、源頼朝が参拝したと伝えられています。江戸時代には、姫路藩主の崇敬を受け、社殿が整備されました。

• 創建：奈良時代の733年
• 開祖：吉備真備
• 勅願所：平安時代の清和天皇
• 崇敬者：鎌倉時代の源頼朝、江戸時代の姫路藩主

訪問者のためのヒントと注意点

廣峯神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 神社は、山の上にあります。そのため、歩きやすい靴を履いていくことをおすすめします。
• 神社には、駐車場があります。しかし、台数に限りがあるため、早めに行くことをおすすめします。
• 神社には、授与所があります。お守りやおみくじなどを購入することができます。
• 神社には、トイレがあります。ただし、数が少ないため、混雑する可能性があります。

駐車場情報

廣峯神社には、無料の駐車場があります。駐車台数は、50台です。駐車場は、神社の東側にあります。神社の鳥居をくぐって、右折すると駐車場があります。

• 駐車台数：50台
• 料金：無料
• 場所：神社の東側

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