疫病退散の祈りを込めて、太鼓屋台と花火が競演
基本情報
鍬渓神社は、兵庫県小野市下来住町宮ノ口に鎮座する神社です。疫病退散の神様として知られ、毎年10月12日、13日に秋祭りが開催されます。
- 住所: 兵庫県小野市下来住町宮ノ口661
- 電話番号: 0794-62-6239
- アクセス: JR加古川線小野町駅から徒歩約15分
- 例祭日: 10月12日、13日
例祭の主なイベントと催し物
鍬渓神社の秋祭りは、毎年10月12日、13日に開催される盛大な祭りです。疫病退散を祈願する神事として、鎌倉時代に始まったと伝えられています。
歩射祭
秋祭りのメインイベントは、12日に行われる歩射祭です。歩射とは、馬上から的に矢を射る神事です。鍬渓神社では、氏子7人が騎射装束に身を包み、境内の射場で的をめがけて矢を射ます。見事的に当たると、参拝者から大きな拍手が起こります。
花火大会
12日の宵宮祭では、境内で花火大会が開催されます。約200発の花火が夜空を彩り、参拝者を楽しませます。花火と太鼓屋台の競演は、鍬渓神社秋祭りの一大名物です。
太鼓屋台巡行
13日の例大祭では、太鼓屋台5台と子どもみこし4台が町内を巡行します。太鼓屋台は、いずれも豪華な彫刻が施されており、見ごたえがあります。子どもみこしは、地元の子どもたちが担ぎ、元気よく町内を練り歩きます。
もちまき
例大祭のクライマックスは、もちまきの奉納です。境内に集まった参拝者に向けて、もちがまかれます。もちをゲットできれば、無病息災のご利益があるとされています。
ご利益と神様
鍬渓神社のご利益は、疫病退散、厄除け、開運、交通安全、商売繁盛などです。主祭神は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)で、疫病退散の神様として知られています。また、配祀神として、足摩乳命(あしなづちのみこと)、手摩乳命(てなづちのみこと)、奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)が祀られています。
- 疫病退散
- 厄除け
- 開運
- 交通安全
- 商売繁盛
由緒と歴史
鍬渓神社の創建は、鎌倉時代の建久3年(1192年)と伝えられています。播磨権守源範景が、洛陽の祇園社から分霊を勧請して、下来住町字上代に社殿を建立したのが始まりとされています。その後、この地を領した安芸守来住惟友が神事を再興し、産土神として崇敬しました。
- 創建:鎌倉時代の建久3年(1192年)
- 勧請元:洛陽の祇園社
- 主祭神:素戔嗚尊
- 配祀神:足摩乳命、手摩乳命、奇稲田姫命
訪問者のためのヒントと注意点
鍬渓神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。
- 例大祭は、毎年10月12日、13日に開催されます。
- 例大祭期間中は、境内で露店が立ち並び、多くの人で賑わいます。
- 駐車場は、神社の近くに数カ所あります。
- 公共交通機関を利用する場合は、JR加古川線小野町駅から徒歩約15分です。
駐車場情報
鍬渓神社の近くには、以下の駐車場があります。
- 鍬渓神社駐車場(無料、約20台)
- 小野町駅東口駐車場(有料、約50台)
- 小野市役所駐車場(有料、約100台)
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |