大阪の夏を彩る、だんじり祭りの熱気
基本情報
杭全神社は、大阪市平野区にある神社です。素盞嗚尊を主祭神として祀り、牛頭天王社とも呼ばれます。夏祭りが有名で、毎年7月11日から14日にかけて開催されます。
- 住所:〒547-0033 大阪府大阪市平野区平野宮町2-1-50
- 電話番号:06-6791-0208
- アクセス:JR大和路線平野駅から徒歩7分
- 例祭日:7月11日~14日
例祭の主なイベントと催し物
杭全神社の例祭は、毎年7月11日から14日にかけて開催されます。期間中は、様々なイベントや催し物が催され、多くの人で賑わいます。
神輿渡御
例祭のメインイベントである神輿渡御は、13日の午後7時から行われます。杭全神社から宮前交差点まで、九町の神輿が次々と渡御します。沿道には多くの見物客が詰めかけ、威勢の良い掛け声とともに神輿を担ぎます。
太鼓台巡行
太鼓台巡行は、11日の午前6時から行われます。杭全神社から各町内を巡行し、14日の午後7時頃に杭全神社に戻ってきます。太鼓台は、布団太鼓とも呼ばれ、その名の通り布団のような形をしています。太鼓台の上で、子どもたちが演奏する勇壮な太鼓の音色が響き渡ります。
だんじり曳行
だんじり曳行は、12日の午後9時45分から行われます。杭全神社から南港通まで、九町のだんじりが曳行されます。だんじりは、大阪の夏祭りを代表する屋台で、豪華絢爛な装飾が施されています。だんじりが激しく曳き回される様子は、迫力満点です。
御旅所祭
御旅所祭は、14日の午後3時から赤留比賣命神社で行われます。神輿が赤留比賣命神社に渡御し、五穀豊穣や家内安全を祈願します。御旅所祭では、猿田彦神(天狗さん)の羽団扇で頭を撫でてもらうと、良い子に育つと言われています。
ご利益と神様
杭全神社のご利益は、五穀豊穣、家内安全、厄除け、商売繁盛などです。また、素盞嗚尊は縁結びの神様としても知られており、恋愛成就を願う人も多く訪れます。
- 五穀豊穣
- 家内安全
- 厄除け
- 商売繁盛
- 恋愛成就
由緒と歴史
杭全神社の創建は、平安時代初期の862年と伝えられています。坂上田村麻呂の子である広野麻呂が、この地に荘園を賜り、その子である当道が素盞嗚尊を祀ったのが始まりとされています。その後、熊野信仰が流行した1190年には、熊野権現を勧請し、1321年には後醍醐天皇の勅命により、熊野三所権現を勧請しました。明治の神仏分離令により、寺院関係のものは長宝寺に移され、1870年に杭全神社と改称されました。
- 創建:862年
- 祭神:素盞嗚尊
- 熊野権現勧請:1190年
- 熊野三所権現勧請:1321年
- 神仏分離令:1868年
- 杭全神社と改称:1870年
訪問者のためのヒントと注意点
杭全神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。
- 例祭期間中は非常に混雑します。公共交通機関を利用するか、早めに行って駐車場を確保しましょう。
- 神社内は禁煙です。喫煙は所定の場所でお願いします。
- 神社内は撮影禁止です。許可を得た場合のみ撮影可能です。
- お守りやおみくじは、社務所で授与しています。
- ご祈祷は、随時受け付けています。初穂料は5,000円からです。
駐車場情報
杭全神社には、専用の駐車場はありません。周辺のコインパーキングを利用してください。
- 杭全神社前パーキング
- タイムズ平野宮町パーキング
- パークアンドライド平野宮町
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
---|---|
たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |