美保関の海と空を彩る、青柴垣神事

基本情報

聖神社は島根県松江市美保関町に鎮座する神社です。式内社（名神大社）で、旧社格は国幣中社。美保神社の境外末社であり、美保神社の例祭である青柴垣神事の奉納神事として行われる諸手船神事が有名です。

• 住所：島根県松江市美保関町美保関608
• 電話番号：0852-77-0003
• アクセス：一畑電車北松江線美保関駅から徒歩約15分
• 例祭日：12月3日

例祭の主なイベントと催し物

聖神社の例祭は、12月3日に行われる「諸手船神事」です。この神事は、美保神社の例祭である青柴垣神事の奉納神事として行われます。諸手船神事は、聖神社の御祭神である事代主神が国譲りの際に諸手船に乗って来られたことに由来する神事です。

諸手船神事

諸手船神事は、聖神社の拝殿で行われます。神事は、まず神職が諸手船を担いで拝殿に入り、御神前に供えます。次に、神職が祝詞を奏上し、諸手船に神酒を注ぎます。その後、神職が諸手船を担いで拝殿の外に出て、海に向かって投げます。諸手船が海に投げられると、参拝者はそれを拾い上げて家に持ち帰ります。諸手船には、厄除けや開運のご利益があるとされています。

• 内容：美保神社の例祭である青柴垣神事の奉納神事
• 由来：御祭神である事代主神が国譲りの際に諸手船に乗って来られたことに由来
• 特色：神職が諸手船を担いで拝殿に入り、御神前に供え、祝詞を奏上し、神酒を注ぎ、拝殿の外に出て海に向かって投げる
• ご利益：厄除け、開運

神楽

例祭では、神楽も奉納されます。神楽は、日本の伝統芸能の一つで、神々に奉納される舞踊です。聖神社の神楽は、地元の氏子によって奉納されます。神楽は、拝殿前で奉納されます。

• 内容：日本の伝統芸能の一つで、神々に奉納される舞踊
• 奉納者：地元の氏子
• 場所：拝殿前

露店

例祭では、境内に露店が立ち並びます。露店では、飲食店や雑貨店などが出店します。参拝者は、露店で買い物をしたり、飲食を楽しんだりすることができます。

• 内容：飲食店や雑貨店などが出店
• 特色：参拝者が買い物をしたり、飲食を楽しんだりできる

ご利益と神様

聖神社のご利益は、厄除け、開運、海上安全、商売繁盛などです。御祭神である事代主神は、国譲りの際に諸手船に乗って来られたことから、海上安全の神様として信仰されています。また、事代主神は恵比寿様とも呼ばれ、商売繁盛の神様としても信仰されています。

• 厄除け
• 開運
• 海上安全
• 商売繁盛

由緒と歴史

聖神社の創建は、675年（白鳳3年）と伝えられています。天武天皇の勅願によって、百済系渡来氏族の信太首が聖神をまつったのが始まりとされています。聖神とは、大年神と伊怒比売とのあいだに生まれた五神の一柱で、聖なる意とも、また「日知り」の意とも目されています。聖神社は、古くから美保神社の境外末社として崇敬されてきました。1604年（慶長9年）、豊臣秀頼の命により、聖神社は再建されました。現在の本殿は、2019年の修復工事を経て、極彩色も鮮やかによみがえっています。

• 創建：675年（白鳳3年）
• 創建者：百済系渡来氏族の信太首
• 御祭神：聖神
• 再建：1604年（慶長9年）

訪問者のためのヒントと注意点

聖神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 聖神社は、住宅街の中にあります。参拝の際は、近隣の方々に迷惑をかけないようにしましょう。
• 聖神社には、駐車場がありません。公共交通機関を利用するか、近隣の有料駐車場を利用しましょう。
• 聖神社は、12月3日の例祭の日にのみ一般公開されます。例祭以外の日は、事前に予約が必要です。

駐車場情報

聖神社には、駐車場がありません。公共交通機関を利用するか、近隣の有料駐車場を利用しましょう。聖神社の近くには、以下の有料駐車場があります。

• 美保関町営駐車場（聖神社から徒歩約5分）
• 美保関港駐車場（聖神社から徒歩約10分）

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