福の神が福を授ける、博多の新年。

基本情報

• 住所：福岡市博多区東公園7-1
• 電話番号：092-651-1563
• アクセス：JR鹿児島本線「吉塚駅」徒歩約5分／福岡市営地下鉄「千代県庁口駅」徒歩約5分
• 例祭日：1月8日～11日

例祭の主なイベントと催し物

十日恵比須神社の例祭は、毎年1月8日から11日にかけて開催される盛大な祭りです。期間中は、福引や縁起物授与、開運御座など、様々なイベントや催し物が催されます。

福引

十日恵比須神社の福引は、毎年多くの人でにぎわう人気イベントです。福引を引くと、世話人の「大当たりー！」の声が境内に響き渡り、福笹や縁起物などが当たります。福笹は厄を祓うとされており、その枝はどんな重みにもしなり、折れることなく節目正しく伸びてゆく様から、家運隆昌、商売繁昌に通じる縁起があるとされています。

縁起物授与

十日恵比須神社では、例祭期間中に様々な縁起物が授与されます。金枡、金扇、金目出鯛や干支ものなど、福引では当たらない縁起物を授与しており、人気の縁起物は早めにお受けください。

開運御座

開運御座とは、一年のはじめに十日恵比須の大神様へ神恩感謝の念を捧げ、開運・商売繁昌・家内安全・無病息災の御加護を仰ぐ神事です。開運御座には各界の知名士、崇敬者をお招き致しますが、一般の方も申込可能です。式次第は次の通りです。

• 受付に御申込の上、白丁（はくちょう）を着用します。
• 拝殿にてお祓いを受け、神恩感謝の念を捧げます。
• 1年中の開運、商売繁昌、家内安全、無病息災の御加護を仰ぐ御祈願が執り行われます。
• 開運殿大広間の神前、お座席に着き、係り世話人の新年の挨拶に始まり白木の折敷（おしき）にお茶菓子、お抹茶を差上げます。
• 直会膳（なおらひぜん）で縁起を祝う蛤吸物に一口ナス、折敷には御神饌、昆布するめ、御神酒飴等が授与される神人同食の神事を行います。
• 神社古来からの名物である縁起物の福引が声高々に行われ、お座敷は一同和やかな雰囲気につつまれて、にこにことえびす顔。
• 最後に御参席の皆様方の御幸運と御一家の繁栄を祈り威勢良くえびす手一本の打入れが行われ、福笹を手にして御座が滞りなく終了です。

ご利益と神様

十日恵比須神社は、商売繁昌と縁結びのご利益があるとされています。祭神は、事代主大神（ことしろぬしのおおかみ）と大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）の二柱の神様です。事代主大神は、海の神、漁業の神、商売の神として信仰されており、大国主大神は、国土経営の神、縁結びの神として信仰されています。

• 商売繁昌
• 縁結び
• 家内安全
• 無病息災
• 交通安全

由緒と歴史

十日恵比須神社の創建は、1592年（文禄元年）とされています。博多の商人である香椎宮社家の武内平十郎が、神屋と号して商売を営んでいました。ある日、平十郎は香椎なる父の家に年始の挨拶に行った帰りに、浜辺で恵比須大神の尊像を拾い上げ、その地に御社を建てて祀ったのが始まりとされています。

• 創建：1592年（文禄元年）
• 祭神：事代主大神、大国主大神
• 由緒：香椎宮社家の武内平十郎が、浜辺で恵比須大神の尊像を拾い上げ、その地に御社を建てて祀ったのが始まりとされています。

訪問者のためのヒントと注意点

十日恵比須神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例祭期間中は非常に混雑します。公共交通機関のご利用をお勧めします。
• 神社境内には駐車場がありません。最寄りのパーキングをご利用ください。
• 参拝の際は、帽子や日傘など日差し対策をしておくとよいでしょう。
• 神社内は禁煙です。喫煙はご遠慮ください。
• ペットの同伴はご遠慮ください。

駐車場情報

十日恵比須神社には、専用の駐車場はありません。周辺には、有料の駐車場がいくつかあります。

• 東公園駐車場（収容台数：約100台）
• 千代県庁口駐車場（収容台数：約50台）
• 吉塚駅前駐車場（収容台数：約30台）

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