雲八幡神社で河童に会える夏祭り

基本情報

• 住所: 大分県中津市耶馬溪町宮園407
• 電話番号: 0979-56-2309
• アクセス: JR中津駅から国道212号線を日田方向に約30km。青の洞門から約8km。中津市役所耶馬溪支所から約4km。日田方面から国道212号線を中津方向に約20km。道の駅やまくにから約4km。
• 例祭日: 7月29日

例祭の主なイベントと催し物

雲八幡神社の例祭は、毎年7月29日に行われる夏祭りです。このお祭りの最大の見どころは、なんといっても「かっぱ楽」です。かっぱ楽とは、カッパに扮した5、6歳の4人の幼児を円の中心に、畳半分くらいの大うちわ（唐うちわ）を持った4人の青年が取り囲み、その周りを毛槍、横笛、鉦、太鼓、チャンボシを持った総勢40余人の行列が、にぎやかに道楽を奏でながら境内に繰り込み円陣を描いて踊りぬく所作のお祭りです。このことから「かっぱ楽」ともいわれます。この行事は、約300年前から伝えられてきた郷土民芸で、源氏に追われた平家の落人の妄念が、カッパに化けて農作物を荒らし、牛馬に災いをなし、さらには、水辺で遊ぶ子供たちの生命をも奪うことから、そのカッパの霊を慰めるため、この神事を氏神の神前に奉納し、子どもや家畜を守護し、厄を払い、五穀豊穣を祈願するものです。

かっぱ相撲大会

かっぱ相撲大会は、例祭の目玉イベントのひとつです。5歳児から12歳児までの子どもたちが、カッパの衣装を着て相撲をとります。優勝者には、賞品が贈られます。

• 内容：カッパの衣装を着た子どもたちが相撲をとる大会
• 対象：5歳児から12歳児までの子ども
• 賞品：優勝者には賞品が贈られる

泣き相撲大会

泣き相撲大会は、例祭のもうひとつの目玉イベントです。1歳児から3歳児までの赤ちゃんが、土俵の上で泣き声を競います。一番大きな声で泣いた赤ちゃんが優勝です。

• 内容：1歳児から3歳児までの赤ちゃんが、土俵の上で泣き声を競う大会
• 対象：1歳児から3歳児までの赤ちゃん
• 賞品：優勝者には賞品が贈られる

ご利益と神様

雲八幡神社のご利益は、五穀豊穣、厄除け、開運招福、家内安全、交通安全などです。また、河童にまつわる伝説があることから、水難除けのご利益もあるとされています。祀られている神様は、応神天皇、神功皇后、玉依姫命（たまよりひめのみこと）です。

• 五穀豊穣
• 厄除け
• 開運招福
• 家内安全
• 交通安全
• 水難除け

由緒と歴史

雲八幡神社の創建は、天延元年（973年）と伝えられています。応神天皇、神功皇后、玉依姫命を祀る神社として創建されました。その後、平安時代末期に源平合戦で敗れた平家の落人がこの地に逃れ、雲八幡神社に隠れ住んだと伝えられています。落人は、雲八幡神社の神主となり、代々この地を守り続けてきました。江戸時代には、中津藩の藩主である奥平家が雲八幡神社を崇敬し、社殿を改築しました。明治時代には、神仏分離令により、雲八幡神社は神社となりました。

• 創建は天延元年（973年）
• 応神天皇、神功皇后、玉依姫命を祀る
• 平安時代末期に源平合戦で敗れた平家の落人が隠れ住む
• 江戸時代には、中津藩の藩主である奥平家が崇敬し、社殿を改築
• 明治時代には、神仏分離令により、神社となる

訪問者のためのヒントと注意点

雲八幡神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 例祭は毎年7月29日に行われます。この期間中は、多くの参拝客で賑わいます。
• 雲八幡神社には、無料の駐車場があります。ただし、台数は限られているため、早めに行くことをおすすめします。
• 雲八幡神社は、山の中腹に位置しています。そのため、歩きやすい靴を履いていくことをおすすめします。
• 雲八幡神社には、授与所があります。お守りやおみくじなどを購入することができます。

駐車場情報

雲八幡神社には、無料の駐車場があります。ただし、台数は限られているため、早めに行くことをおすすめします。駐車場は、神社の参道入口の右側にあります。

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