紫尾神社で秋の実りに感謝する祭り

基本情報

• 住所: 鹿児島県出水市高尾野町唐笠木819-1
• 電話番号: なし
• アクセス: 九州新幹線出水駅より車で5分、肥薩おれんじ鉄道西出水駅より車で5分
• 例祭日: 11月29日

例祭の主なイベントと催し物

紫尾神社の例祭は、毎年11月29日に行われる秋祭りです。五穀豊穣と厄除けを祈願するお祭りで、多くの露店が立ち並び、多くの人で賑わいます。

兵六踊

例祭のメインイベントは、兵六踊です。兵六踊は、紫尾神社に伝わる伝統芸能で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。大石兵六という人物が、キツネに化かされて丸坊主にされたという逸話を題材にした踊りです。兵六踊は、毎年9月23日に行われる豊年秋祭りでも奉納されます。

• 内容：大石兵六がキツネに化かされて丸坊主にされたという逸話を題材にした踊り
• 特色：国の重要無形民俗文化財に指定されている

田の神舞

田の神舞は、五穀豊穣を祈願する踊りです。春分の日に奉納され、五穀豊穣を願うとともに、田の神様を送り出す意味があります。田の神舞は、紫尾神社の境内にある田んぼで行われます。

• 内容：五穀豊穣を祈願する踊り
• 特色：春分の日に奉納される

ご利益と神様

紫尾神社のご利益は、五穀豊穣、厄除け、商売繁盛などです。また、兵六踊が奉納されることから、芸能上達のご利益もあるとされています。紫尾神社に祀られている神様は、天津彦火瓊瓊杵尊（あまつひこほのににぎのみこと）、天津彦火火出見尊（あまつひこひこほほでみのみこと）、鵜茅葺不合尊（うがやふきあえずのみこと）の三柱です。

• 五穀豊穣
• 厄除け
• 商売繁盛
• 芸能上達

由緒と歴史

紫尾神社の創建年代は不詳ですが、往古空覚上人が紀州熊野本宮と同じ神を秀峰紫尾山頂（上宮といい、址は出水市域）に勧請したもので、三代実録に清和天皇貞観十年三月二十九日紫尾神に従五位下を授ける、と記載の古社である。のち暴風で倒壊し、また祭事にも不便であったので、一説には寛永十二年頃、麓集落が出来てから九年後、郷土が中心となり現在地に里宮として分祀したという（薩摩郡鶴田町と二ヶ所）。鎮守神権現と称し、地頭の神具類の奉納をはじめ高尾野郷の総社として広く崇敬された。明暦三年二月、延宝六年の棟札がある。別当寺は天和年間開基の真言宗福昌院で、熊野信仰・修験道など冠嶽等とともに本県における山岳信仰の霊山で、神仏混淆に祀られていたが、明治二年の廃仏毀釈により宝物は破壊焼失し、御神体は一時当社の竹山に埋蔵された後、高城喜蔵なる者が、夜間掘出し同郷本城に祀り、現在は同公民館に祀られている。神社は神鏡を御神体とし、明治四年五月県社に列せられ、同四十年五月改築竣工、大正十一年七月屋根葺替、昭和五十一年氏子の浄財により拝殿を改築。更に、昭和六十年遷座創建三百五十年記念事業として境内・神苑の整備を完了した。

• 創建年代は不詳
• 往古空覚上人が紀州熊野本宮と同じ神を秀峰紫尾山頂に勧請
• のち暴風で倒壊し、現在地に里宮として分祀
• 明治二年の廃仏毀釈により宝物は破壊焼失
• 明治四年五月県社に列せられる

訪問者のためのヒントと注意点

紫尾神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 例祭は毎年11月29日に行われます。
• 例祭期間中は、多くの露店が立ち並び、多くの人で賑わいます。
• 紫尾神社には、無料の駐車場があります。
• 紫尾神社は、公共交通機関ではアクセスしにくい場所にあります。車でのアクセスがおすすめです。
• 紫尾神社は、自然豊かな場所にあります。虫よけスプレーや帽子などを持参することをおすすめします。

駐車場情報

紫尾神社には、無料の駐車場があります。駐車場は、神社の敷地内にあります。駐車場の収容台数は、約50台です。

• 無料
• 収容台数：約50台
• 場所：神社の敷地内

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