薩摩の秋を彩る、勇壮な棒打舞
基本情報
- 住所: 鹿児島県薩摩郡さつま町中津川
- 電話番号: 0996-53-1111(さつま町商工観光PR課)
- アクセス: 九州自動車道「溝辺鹿児島」IC
- 例祭日: 9月下旬
例祭の主なイベントと催し物
弓之尾神社の例祭は、毎年9月下旬に開催される秋の大祭です。五穀豊穣と無病息災を祈願するお祭りで、中津川地区の5集落が一同に集まり、各集落に伝承される踊りを奉納します。
稚児行列と稚児舞
例祭の始まりは、稚児行列と稚児舞です。氏子の子どもたちが華やかな衣装を身にまとい、神社まで練り歩きます。神社に到着すると、稚児舞を奉納します。稚児舞は、可愛らしい歌に合わせて踊る舞いで、会場を和やかな雰囲気に包みます。
棒打舞
稚児行列と稚児舞に続いて行われるのが、棒打舞です。棒打舞は、6尺の棒を手にした男性たちが、正眼に構える相手の棒の頂点を満身の力で打つという勇壮な舞いです。舞は、「地割舞」「俵踊り」「六尺棒踊り」「弓之尾恵友会の鷹刺し踊り」の4つで構成されています。特に、「鷹刺し踊り」は、テンポよく、粋で、男の色気を感じさせる舞いで、会場を大いに盛り上げます。
虚無僧踊り
棒打舞に続いて行われるのが、虚無僧踊りです。虚無僧踊りは、仇討ちのため虚無僧に変装して本懐を遂げたあと、妻と喜んで踊ったという故事にちなんだ踊りです。当日は、末裔の島津ご夫妻がこれをご覧になっていました。
ご利益と神様
弓之尾神社のご利益は、五穀豊穣と無病息災です。また、縁結びや厄除けのご利益もあるとされています。祀られている神様は、大石神社の祭神である島津金吾左衛門尉歳久公です。歳久公は、織田・豊臣時代にこの地域を治めていた祁答院島津家初代当主で、地元の人々から「金吾様」と呼ばれ親しまれていました。
- 五穀豊穣
- 無病息災
- 縁結び
- 厄除け
由緒と歴史
弓之尾神社の創建は、江戸時代初期の1603年です。歳久公の遺徳を偲んで、地元の人々が神社を建立しました。その後、1868年の明治維新まで、島津藩の祈願所として崇敬されてきました。明治維新後は、村社に列格され、現在に至っています。
- 創建:1603年
- 祭神:島津金吾左衛門尉歳久公
- 旧社格:村社
訪問者のためのヒントと注意点
弓之尾神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。
- 例祭は、毎年9月下旬に開催されます。この期間中は、多くの参拝客で賑わいます。
- 神社には、駐車場はありません。公共交通機関を利用するか、近隣の有料駐車場を利用してください。
- 神社内は、禁煙です。喫煙は、所定の場所でお願いします。
- 神社内は、静粛に参拝してください。
駐車場情報
弓之尾神社には、駐車場はありません。公共交通機関を利用するか、近隣の有料駐車場を利用してください。神社の近くには、以下の有料駐車場があります。
- 弓之尾神社前駐車場
- 中津川駅前駐車場
- さつま町役場駐車場
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |