風鈴の音色に包まれる夏の風情!遠州三山風鈴まつり2024
イベントの概要
夏の袋井は、「遠州三山」と総称される「可睡斎(かすいさい)」「法多山(はったさん)」「油山寺(ゆさんじ)」で風鈴の涼しげな音色が響く、風情あふれる季節です。風鈴とは、元々は寺院で邪気除けとして用いられた「風鐸(ふうたく)」が変化したもの。音の響く範囲では災いが起こらないといわれています。遠州三山では「風鈴まつり」として、色鮮やかな数千の風鈴が参道を彩り、美しい自然と調和して参拝者の暑気を払います。可睡斎では色とりどりの江戸風鈴、法多山は願掛け風鈴、油山寺は南部鉄器の風鈴を展示。それぞれのお寺で風鈴まつり限定御朱印があり、三山集めるとご利益グッズ(水引バンド)1個を数量限定でプレゼント。夏限定のスイーツも楽しめます。
基本情報
- 開催日: 2024年5月25日(土)~2024年9月1日(日)
- 開催時間: 基本は自由に見られるが可睡斎の寺院内にある飾りは8:00~16:30
- 住所・開催場所:
- 可睡斎: 静岡県袋井市久能2915-1
- 法多山: 静岡県袋井市豊沢2777
- 油山寺: 静岡県袋井市村松1
主なイベント
遠州三山風鈴まつりは、可睡斎、法多山、油山寺の3つの寺院でそれぞれ異なるテーマで開催されます。各寺院では、風鈴の展示、風鈴にまつわるイベント、限定御朱印の授与など、様々な企画が用意されています。風鈴の音色に包まれながら、夏の風情を満喫できるイベントです。
可睡斎
可睡斎では、約2,000個の色とりどりの風鈴が山門から本堂までの「風鈴の小道」に飾られ、涼しげな音色に包まれます。また、1,000個の風鈴を使った「赤富士風鈴」のオブジェも展示されます。赤富士風鈴の拝観者には、限定食の水無月ぜんざいと冷茶が提供されます。さらに、陶器の風鈴に絵を描いていただく「お絵描き風鈴体験」もできます。
- 風鈴の小道: 約2,000個の風鈴が飾られた参道
- 赤富士風鈴: 1,000個の風鈴を使ったオブジェ
- お絵描き風鈴体験: 陶器の風鈴に絵を描く体験
法多山
法多山では、透明感のある願掛け風鈴が本堂を埋め尽くし、風鈴の音色に願いを込めて、厄除け祈願ができます。また、風鈴に願い事を書いた短冊を飾る「願掛け風鈴」もご奉納いただけます。参拝の後には、だんご茶屋にて名物厄除だんごとともに夏限定の「厄除氷」をお楽しみください。
- 願掛け風鈴: 願い事を書いた短冊を飾る風鈴
- 厄除氷: 夏限定のスイーツ
油山寺
油山寺では、繊細な模様の描かれた江戸風鈴が、山門から礼拝門までの静かな小路を美しく彩ります。御祈祷所の軒下には、南部鉄器の風鈴が吊るされており、入り口付近のガラス製の風鈴とはまた違った音色を響かせます。参拝の帰りには一休庵でひとやすみ、冷やし緑茶甘酒はいかがですか。
- 江戸風鈴: 繊細な模様が描かれた風鈴
- 南部鉄器の風鈴: 重厚な音色が特徴の風鈴
- 冷やし緑茶甘酒: 一休庵で提供される夏限定の飲み物
価格・チケット情報
遠州三山風鈴まつりは、各寺院への入場料は無料です。ただし、可睡斎の赤富士風鈴拝観は有料となります。
- 赤富士風鈴拝観: 500円(水無月ぜんざい付き、限定100食)
アクセス方法
遠州三山へのアクセスは、車、電車、バスなど、様々な方法があります。各寺院へのアクセス方法を以下にまとめました。
- 可睡斎
- 車: 国道1号線久能交差点から北に約5分
- バス: JR袋井駅から秋葉線のバス約15分「可睡口」下車
- 法多山
- 車: JR東海道本線「袋井駅」から車約10分
- 油山寺
- 車: JR東海道本線「袋井駅」から車約10分
- バス: 可睡斎から袋井市自主運行バス(可睡~津島神社、約7分)
駐車場情報
- 可睡斎: 駐車場あり(有料)
- 法多山: 駐車場あり(有料)
- 油山寺: 駐車場あり(無料)
その他の情報
遠州三山風鈴まつりは、夏の暑い時期に開催されますので、熱中症対策は必須です。帽子、日焼け止め、飲み物などを忘れずに持参しましょう。また、歩きやすい服装で行くことをおすすめします。
公式情報
- 袋井市観光協会ホームページ: https://www.fukuroi-kankou.jp/
- 問い合わせ先: 袋井市観光協会 電話: 0538-43-1006