宮島で幻想的な夜を!管絃祭2024で平安絵巻を体感
イベントの概要
管絃祭は、厳島神社の神々をお慰めするために行われる、厳島神社最大の神事です。平清盛が平安時代の都で行われていた”管絃の遊び”を大胆にアレンジし、宮島に持ち込んだことに由来します。
“管絃の遊び”とは、貴族が池や河川に船を浮かべ、管楽器を奏でるというものでした。神事として形を変え、宮島へ持ち込まれた際は、池や河川ではなく瀬戸の海を舞台とした、よりダイナミックなものになりました。
華やかに飾り付けられた大きな御座船が、管絃を演奏しながら宮島の神社と対岸の神社を行き来する様子はとても優雅で美しく、まるで平安絵巻のようです。
基本情報
- 開催日: 2024年7月22日(月)
- 開催時間: 午後3時~(予定)
- 住所・開催場所: 厳島神社およびその周辺の摂社
- アクセス: 宮島口桟橋から船で約10分、宮島桟橋から徒歩約12分
- 問い合わせ: 0829-44-2020(厳島神社)
主なイベント
管絃祭は、厳島神社の神々をお慰めするために行われる、厳島神社最大の神事です。平清盛が平安時代の都で行われていた”管絃の遊び”を大胆にアレンジし、宮島に持ち込んだことに由来します。
発輦祭
管絃祭の始まりを告げる儀式です。厳島神社の本殿で執り行われ、御神体を乗せた御鳳輦が、神職によって本殿から運び出されます。
御座船渡御
御鳳輦が御座船に移され、管絃を奏でながら対岸の地御前神社に向かう様子は、まさに平安絵巻さながらです。御座船は、瀬戸内海の穏やかな海を優雅に進んでいきます。
- 管絃: 雅楽の演奏が奏でられ、幻想的な雰囲気を醸し出します。
- 御座船: 華やかに飾り付けられた御座船は、その美しさに見る人を魅了します。
- 火立岩: 御座船は、火立岩沖で一時停船し、潮が満ちるのを待ちます。
地御前神社での祭典
御座船が地御前神社に到着すると、祭典と管絃が奉奏されます。その後、御座船は三匝(三回廻ること)し、宮島の長浜神社に向かいます。
長浜神社、大元神社での祭典
長浜神社、大元神社と順次祭典を行い、大鳥居をくぐって、客神社前で祭典と管絃の奉奏がされた後、さらに狭い枡形に入り、一気に御座船を三匝しながら管絃を奉奏します。
御本殿還御
すべての祭典を終え、御座船は厳島神社の本殿に戻り、管絃祭は終了となります。
価格・チケット情報
管絃祭は無料で見学できます。ただし、厳島神社の昇殿料は別途必要です。
- 厳島神社昇殿料: 大人300円、小人150円
アクセス方法
厳島神社へのアクセスは、宮島口桟橋からフェリーを利用するのが一般的です。
- 宮島口桟橋: JR山陽本線宮島口駅から徒歩約5分
- フェリー: 宮島口桟橋から宮島桟橋まで約10分
駐車場情報
- 厳島神社には駐車場はありません。
- 宮島口周辺には有料駐車場があります。
その他の情報
管絃祭は、夜間に開催されますので、足元が暗い場所もあります。歩きやすい靴を履いていくことをおすすめします。また、夏場は蚊が多いので、虫よけ対策も忘れずに行いましょう。
公式情報
- 厳島神社公式ウェブサイト: https://www.itsukushimajinja.jp/