多古祇園祭 2024 – 4年ぶりに復活!山車と「しいかご舞」が彩る夏の伝統
イベントの概要
多古祇園祭は、千葉県香取郡多古町で毎年7月25日と26日に開催される、江戸時代から続く伝統的なお祭りです。4台の豪華な山車が町内を練り歩き、軽快なお囃子の音が響き渡ります。祭りのハイライトは、高さ10メートル以上の「つぐめ」と呼ばれる柱の上で、猿や獅子などの面を被った若衆が曲芸を披露する「しいかご舞」です。千葉県指定無形民俗文化財にも指定されているこの伝統芸能は、その迫力と美しさで観客を魅了します。最終日には、夜空を彩る花火大会も開催され、祭りはクライマックスを迎えます。多古祇園祭は、地域住民の熱気と伝統文化が融合した、夏の風物詩として多くの人々に親しまれています。
基本情報
- 開催期間: 2024年7月25日(木)~7月26日(金)
- 開催時間: 8:30~22:00 (花火は26日のみ、20:30頃を予定)
- 住所・開催場所: 千葉県香取郡多古町多古2696 八坂神社周辺
主なイベント
多古祇園祭は、山車の引き回し、お囃子、花火など、様々なイベントで賑わう伝統的なお祭りです。4年ぶりに開催される今年は、地域住民の熱気と伝統文化が再び融合し、夏の風物詩として多くの人々を魅了するでしょう。
山車巡行
多古祇園祭の目玉の一つが、新町、本町、仲町、高根の4町から繰り出される豪華な山車です。各町が趣向を凝らした山車は、華やかな装飾と力強いお囃子と共に、町内を練り歩きます。山車同士が競い合うように、力強く、そして優雅に進む姿は圧巻です。沿道には多くの人が集まり、山車の華麗な姿と賑やかなお囃子に酔いしれます。
しいかご舞
多古祇園祭のもう一つの見どころが、千葉県指定無形民俗文化財にも指定されている「しいかご舞」です。高さ10メートル以上の「つぐめ」と呼ばれる柱の上で、猿や獅子などの面を被った若衆が、軽快な音楽に合わせて曲芸を披露します。柱の途中で逆さ吊りになったり、華麗な技を繰り出す姿は、まさに圧巻です。この伝統芸能は、豊作、悪病退散、子孫繁栄を祈願するもので、地域住民の信仰と伝統文化を象徴するものです。
- 内容: 高さ10メートル以上の「つぐめ」の上での曲芸
- 特徴: 猿や獅子などの面を被った若衆による華麗なパフォーマンス
- 目的: 豊作、悪病退散、子孫繁栄を祈願
花火大会
多古祇園祭の最終日には、夜空を彩る花火大会が開催されます。約500発の花火が打ち上げられ、祭りのクライマックスを飾ります。夏の夜空に華麗に咲き乱れる花火は、観客の心を魅了し、忘れられない夏の思い出となるでしょう。
価格・チケット情報
多古祇園祭は、入場無料で楽しめるイベントです。チケットの購入は不要です。
アクセス方法
多古祇園祭は、千葉県香取郡多古町多古2696 八坂神社周辺で開催されます。アクセス方法は以下の通りです。
- 車: 東関東自動車道 成田IC、大栄IC 銚子連絡道路 横芝光ICより約20分
- 電車: JR成田線・京成電鉄 空港第2ビル駅より多古町-成田空港間シャトルバス約25分「多古町役場前」下車すぐ
駐車場情報
- 多古町役場南側駐車場 (無料、約150台)
その他の情報
多古祇園祭は、夏の屋外イベントです。服装は、天候に合わせて、帽子や日焼け止めなど暑さ対策をしっかりとしてください。水分補給も忘れずに行いましょう。また、混雑が予想されますので、時間に余裕を持って来場することをおすすめします。
公式情報
- 公式ホームページ: http://www.tako.or.jp/kankou/gionmatsuri.
- 多古町役場: 0479-76-5417